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「マウント」「〇〇ハラスメント」…サロン内でも急増、ラベル貼りでは解決できないお困り人間関係の出口戦略

法人向けオンラインサロン制作なら

「ママ友マウンティング」…「ご近所ワクハラ!」…など、このところ毎日のように目にするようになった「マウント」や「ハラスメント」に関する話題。

皆さんの周りでも、何かと会話の中に取り上げられているのではないでしょうか?

こうした事象は、当然オンラインサロン内でも起こりえる事です。

どのように対応するのが一番良いのでしょうか?

ラベル貼りをしても根本的な解決には繋がらない

まず、注意しなくてはならない事があります。こうした新しい言葉が流行しているときに起こりがちなのですが、「自分にとって不利な事・不愉快な事に、やたらとラベルを貼って満足している人たちの存在」に注意しなくてはなりません。

今まで知らなかった「マウント」や「〇〇ハラスメント」という言葉を知ったが故に、自分が少しイライラしたり、理由はわからないがなぜか引っかかること…を見つけたら、全てにその言葉を当てはめて

「自分はこの事象を < 専門用語を活用して分析できて > いる!それほどの知見を持ち、更に冷静な私です!コントロールできているのは私サイドです!」

と周囲に無意識に自分の優位性をアピールしたいという気持ちを満足させたり、自分を安心させたり…と、全く解決には至らないところでの着地点に利用されてしまっている向きも無きにしも非ずなのです。

このような無為なラベル貼り行為は、実はかなりよく見られることなので、「マウンティング」や「ハラスメント」という言葉を使っている現場を見かけたら、それが一方的な主観によるものではないのか、本当に本質的な指摘となっているのかを一度は疑ってかかるくらいでちょうどよいかもしれません。

ラベルで分類しても、結局物事は個々の異なる事例

オンラインサロンは多数の異なる価値観を持つ人物が交流するための場。

様々な人間関係のトラブルも、当然そこにはおきてくるでしょう。

そうした一つ一つの事柄を、流行りの言葉を使い分類し、ラベル貼りを行ったからと言って、何かが解決する方向に向かうことはほとんどないと言っていいでしょう。

自分の視点、主観から、どれだけ似通っているように見えたとしても、現実には誰一人「同じ人間」はいませんよね。当然のことながら、一人一人が全く異なる肉体を持ち、全く異なる生い立ちを持ったそれぞれの個人です。

その個々人が交わって生まれたトラブルも、それぞれが別の異なる事例です。

過去の事例から対策を前向きに学び、謙虚に今後に活かしていくという姿勢は大切ですが、何かの型にはめ込んでいる自分知見があって冷静でスゴイ!アピールは、どのような場合でもむしろ問題解決のためには遠回りになっています。

オンラインサロンの運営や参加においてイライラする事や引っかかることが発生したら、安易にラベル貼りをする人とは上手に距離を置いて、運営サイドに基本的な規約を今一度確認したり、自分自身のオンラインサロン活用に関する姿勢、態度を見直したりなど、本質的な解決に向けてためらわずに一歩を踏み出すのが正解、と言えそうです。

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