小学生が夏休みの自由研究で作ったNFTが数百万円で売れた!…等の、熱い話題で持ちきりのNFT界。
難しそうに見えますが、実はこのNFT、作成するのに特別なプログラムの知識などは必要ではありません。
仮想通貨のアカウントさえあれば、誰にでも、そしてどのような形式のデジタルデータを用いてでも、意外と簡単にこの世に生み出すことができるものなんです。
しかし、実は重要なのはその後。
NFTは、作成した後のプロモーションこそ重要なのです。
自分のオリジナルNFTを作成したとしても、その存在を誰も知らなければ資産価値は生まれません。
NFTに今、必要なプロモーションとはどのような物なのでしょうか?
実例を挙げて見ていきます。
マーケットプレイス最大手OpenSea
OpenSeaは、2017年、ニューヨークで設立された、オンラインゲームのアイテムの交換・売買に使用するwebサイトから端を発した企業で、現状NFT販売の為のマーケットプレイスの最大手です。
海外で先行して数年前からNFT販売に取り組んで来たアーティストやマーケッター達は、
この“OpenSea”と、若者集団がSkype代わりに使用しているオンライン通信ツールである“Discord”のアカウントを組み合わせ、プロモーションに使用している事が非常に多いです。
恐らく今現在NFTを売買する回数・金額ともに最も多いのは、この文化圏一群に属する人々だと考えられます。
しかし私達日本人にとっては、参加自体少々敷居が高く感じられるのもこの文化圏の特徴です。
主な参加者のプロフィールは、欧米・インド・アフリカ等各地域のメトロポリス在住の富裕層の青年たち。
第一言語が何であっても、スムーズにネイティブ同然の英会話を使いこなし、
一度の投資で数十万~百万円単位の資金を気軽に費やして行く彼らに馴染むには、
かなりハイレベルな投資家としての経験値が求められるのが現実でしょう。
メタバースでのプロモーション
VRChat、ディセントラランド、サンドボックス等、今盛り上がっているいくつかのメタバース内では、展示場や美術館、オークション会場などが設置されています。
それぞれの規約にのっとり、こうしたメタバース内での美術品の取引場所へ、自分のNFTを出品してみる、というのもひとつのプロモーション方法です。
日本製NFTマーケットプレイス
ドリサポNFTや、コインチェックNFTなど日本人向けのNFTマーケットプレイスもオープンし始めています。
こうした場所には海外の富裕層はほぼ絶対に来ることはないですが、当然ながら日本語対応が手厚いので参加する敷居は最も低いでしょう。
マーケットプレイス、SNS、プロモーションには「信頼」が重要
ここまで見てきたようなプロモーション方法、どこで行うにしても、やはり基本は自分のNFTについていかに上手くその価値をアピールできるのかに尽きます。
ただ、画像だけを陳列しているインターフェイスを見て、「これはいいね!欲しい!」…と思ってくれるバイヤーはそうはいません。
どんなNFTだったとしても、貴方にしか知りえないそのものの魅力がきっとあるはず。
いかに熱く、かつ分かりやすく、他者にそれを伝えることが出来るのか?そこが勝負になります。
そこでお薦めしたいのが、「オンラインサロンでNFTショールームを作っておく」ことです。
画像、音声、ライブチャット、ライブ配信、掲示板…ありとあらゆる要素を閲覧しやすいインターフェイスに詰め込んだオンラインサロン程、NFTの物語性や魅力を伝えるのにふさわしいツールはないでしょう。
しかも自己所有サイト、自己運営サーバーでショールームを運用している貴方の「本気度」は、NFTに信頼という魅力を一つプラスしてくれます。
NFTビジネスと自己所有オンラインサロンの親和性は、プロモーション方法という視点から見ても最良であることがお分かりいただけると思います。