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人々を虜にする「キャンプ・車中泊」の魅力とオンラインサロン界の接点に迫る

法人向けオンラインサロン制作なら

2017年頃から、大手キャンプ施設が次々にリニューアルし、手ぶらで楽しめる肉や野菜セット付きの予約ができるバーベキュー施設や、高級ホテルや旅館並みの体験ができることを売りにしたグランピング施設など、全国各地にキャンプブームが巻き起こっていました。

そこに襲い掛かってきた2020年の感染症禍。しかし、人々のキャンプという娯楽に対する関心は途絶えることなく、むしろ熱く盛り上がり続けています。

今回はオンラインサロンの1ジャンルとしても注目の、キャンプ・車中泊の動向を見ていきます。

インスタ映えは自然派志向へ

Instagram社は、元々米国カリフォルニア州に本社を置く企業です。

よく言われる「インスタ映え」という言葉。日本においてその言葉は、豪華なホテルの部屋や高級ブランド品、シャンパンタワーや焼き肉などの高級料理、高価なカフェでの可愛い飲み物やスイーツの新作…等を指したこともありました。が、本来カリフォルニア州の人々の関心は少しズレたところを中心としているものです。

彼らが最も「映える」と感じるのは、ヨガやヴィーガン食、自然の中でのハイキング等のアクティビティ。つまり、自然派=映え、という不文律がそこにはあります。

「映え」を気にする文化が成熟していくにつれ、日本国内でも、こうした傾向は年々強まってきていて、芸能人の人気がある発信にも郊外、特にキャンプ場での1日を発信するものが増えてきています。

自然×豪華…グランピングは難しいビジネスモデルだった

冒頭に記したように、数年前から全国各地に「グランピング」の施設が数多くオープンしていました。しかし、ごく一部を除いて活況とは言えない状況のようです。

理由としては、上段で挙げた「映え」感覚からの乖離と共に、やはりその「利用価格の高額さ」に尽きるでしょう。

グランピングはもともと、ある程度以上の生活レベルの人々をターゲットにして始まった形式ですので、非日常的な高級感を出している反面、利用する際の一人当たりの費用もキャンプとしてはかなりの高額になり、また、年会費を取るクラブ制の施設もあったりします。

そうすると、当然サービスにも相応の物が求められるのですが、実はここに問題がある施設が多いというのです。

閑散期と多忙期の落差がとても大きなグランピング施設。常駐のスタッフを雇用する難しさは想像するに余りあります。

その限られたスタッフの人手で、高級ホテル並みの品質を求められるのですから、無理が生じて当然。

際限なく落ちてくる枯れ葉や泥の清掃、虫害などにも四つ星ホテル並みに完璧に対応することが常に求められていますが、とてもではないですがそんな対応は不可能であることは簡単に想像ができます。

常に完璧に価格に見合うサービスを提供できている奇跡のようないくつかの施設だけが生き残っているのが現在の状況のようです。

車中泊市況は活況

予測に反して低迷するグランピング施設をよそに、キャンプブームはいよいよ活気を増してきています。

中でも車中泊という形式が最も人気を博しています。

テントよりも清潔で、安全。電源も取れるなどのメリットが多い車中泊は、様々な車種や関連グッズの売り上げもぐいぐい押し上げる一大産業に発展しています。

オンラインサロン運営においても決して無視できない一大ムーブメントになっていますので、これからもこの業界には注目が必要だといえるでしょう。

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