オンラインサロンの解説準備を本格的に始める方となれば、テーマとコンテンツ内容だけではなく、詳しいサロン内動線などまで詳細にイメージがある方が多いです。
ここまで自分のサロン像がはっきりしているのだから、サロンタイトルのネーミングも幾つも案があり…となりそうですが、実際にはなかなかそうはいきません。
今回はそんなオンラインサロンのネーミングの難しさに迫っていきたいと思います。
オンラインサロンのネーミングが難しい理由
皆さんがオンラインサロンのネーミングに頭を悩ませる最も大きな理由の一つに、「ネーミングは一度付けたら変更が難しい」というものがあるでしょう。やっぱり、気に入らなかったから変えたい!そんな理由で気軽に変更できないのがわかっているからこそ、最初に納得できるまで悩んでおきたい。それが運営者としての本音ですよね。
また、せっかく気に入ったネーミングがあったとしても、既存のネーミングとあまりにも一致していた場合は、躊躇してしまいますよね。好感度が高くてキャッチーな単語は、すでにどこかのネーミングとして使用されている可能性も高くなるため、こちらも悩みのタネとなっています。
ネーミングのプロはどこに着目している?
より良いオンラインサロンのネーミングを創り上げる為には、まずはできるだけたくさんの候補を考えだすことが求められます。
その際、名だたるネーミングのプロ達が口を揃えて伝えているポイントは、
・覚えやすさ
・親しみやすさ
この2点を備えていることが重要になります。
それが難しいんだよ…という声が聞こえてきそうですが、実はこの2点を満たすネーミングの候補をたくさん産み出すコツがあるのです。
オンラインサロンのテーマや内容に関連する”言葉”を総動員!
どんなオンラインサロンであっても、中心的なテーマが存在し、それに関連する事象にも主なものが2、3件は上げられますよね。
こうした事象から連想される単語を、時には英語やイタリア語など他の言葉に翻訳するなどして、語呂がいいものをできるだけ数多く探っていくと良いアイデアにたどり着くことが多いです。
例えば、「釣り」がテーマのオンラインサロンであれば、
・釣り
・海(河川)
・船
などが挙げられますね。
こうした大分類の単語は、人々が長年親しんできたなじみのある言葉ですから、すでに親しみやすさを備えています。
ですが、そのままではネーミングらしさがありませんし、他のwebサイトとの独自性を手に入れることもできませんよね。そこで、
海=セブンシーズ
釣り、船=釣り船
など、関連する単語から色々な単語を拾い出し、語呂がいいものを繋げていきます。その作業中には、先に示したように、外国語に翻訳してみたり、ローマ字表記にしてみたり…時には、”逆さ読み”にしてみる、などの工夫を凝らして、できるだけたくさんの候補を挙げていきます。
こうして拾い出した単語を、
「世界がオレらの釣り船だ!ひろにぃのSevenSeas Salon(略称:ひろにぃSSS スリーエス)」
このようなオンラインサロンのネーミングらしい、親しみと語呂の良さのあるネーミングに組み立てていくと、候補を作りやすくなるでしょう。
カブり調査にはAI・クラウドソーシングも活用できる!
さて、このようにして出来上がったオンラインサロンのネーミング候補。
一層良いものにする為には、他のオンラインサロンとカブっていないかどうか、また、ユーザーにとってどれが最も印象が良いのかを知りたいですよね。
名前カブりの調査については、Googleでの検索の他に、今はAIを使ったネーミング調査ができるソフトも存在しますので、こうしたものを活用してみるのもお勧めです。
また、好感度調査に関しては、クラウドソーシングサービスを活用して、情報への機密誓約を結んだうえで広く一般の人々にアンケートを取ることもできますので、検討する価値はあるでしょう。
様々な角度からふるいにかけ、客観的なデータも取れた上でなら、迷わずにベストなネーミングを最終決定することができそうですね。