日本国内でも徐々に盛り上がりを見せつつあるNFTマーケットプレイス。
今回は、その最古参であり最大手のOpenSeaについて詳しく見ていきます。
押さえておくべきポイントは以下の4つです。
・開設にはChromeの拡張機能「MetaMask」が必要!
・使用する暗号資産はイーサリアム
・ダッチオークションとイングリッシュオークションが選べる !
・OpenSeaに収める手数料は2.5%
それではどうぞ最後までお付き合いください。
OpenSeaアカウント新規開設に必要なモノ
OpenSeaのアカウント新規開設の手順をご説明します。
まず、お持ちでない方はChromeの拡張機能である「MetaMask」をインストールしましょう。
インストール後、簡単なMetaMaskのセットアップが必要です。
セットアップが完了したら、このMetaMaskの中に所有するイーサリアムを転送します。
※イーサリアムを持っていない場合には、別途コインチェックやGMOコインなどの暗号資産取引所でイーサリアムを購入して準備しましょう。
さて、MetaMaskでの作業がここまで終了したら、ログインしたままの状態でOpenSeaのトップページを開き、ヘッダーのアイコンからMy profile をクリックし、続いてSign inをクリック。表示された認証事項を読み、先に進めます。
こうすることで自分のMetaMaskアカウントとOpenSeaが接続され、OpenSeaのアカウントが開設されます!
OpenSeaではイーサリアムを使用
OpenSeaでNFT売買を使用する為には、2022年春現在イーサリアムの所有が必須となっています。
ビットコインなど、他の暗号資産しか所有していない場合は、コインチェックなどでイーサリアムを購入することが必要になります。
■注意すべきポイント
日本国籍を持つ人がこうした売買を行った時、日本円換算で「所得の申告」が必要です。
詳しくは、財務省が用意した下記のページ中ほどにある、「暗号資産の計算書」フォームがわかりやすくて便利なので是非活用しましょう。
暗号資産に関する税務上の取扱い及び計算書について(令和3年12月)|国税庁 (nta.go.jp)
ダッチオークションとイングリッシュオークションが選べる
OpenSeaでNFTを販売する際、固定価格の他に、オークション形式を選択することが出来ます。
このオークション形式にも2種類が用意されており、出品者の好みで好きな方を選択できるようになっています。
一つは、ダッチオークション。この形式は、出品者が決めた価格から少しづつ価格を下げていき、最初に手を挙げた購入者に売却するというもの。
もう一つはイングリッシュオークションで、購入者が価格を提示していき、最終的に最も高い価格を提示した人が購入することが出来る方式です。
手数料は2.5%
OpenSeaを使用してNFTが売れた場合、出品者は売れた価格の2.5%の手数料をOpenSeaに収めます。
税金は日本円で支払う必要があるので、こうした手数料なども含め、納税時に日本円がいくらかかるのか常に細かく把握しておくと良いでしょう。