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相次ぐ重大ニュース。オンラインサロン運営者に求められる国際感覚とはー①

法人向けオンラインサロン制作なら

海外発の感染症禍が次々と国内を襲い、芸能、インバウンド、留学業界を始めあらゆる業種のオンラインサロンの運営にも深刻な影響を及ぼしています。

こうした中、サロン運営者に求められる国際感覚とは何かを探りました。

“分断”なぜ起きる?

オンラインサロンの意義とは最も程遠いところにある「分断」という言葉が、悲しいことにこの環境下で顕在化しています。伝統的に「空気を読む」「和を重んじる」と言われてきた日本人が、なぜこのような状況に陥ってしまっているのでしょうか。

いま社会に起きている「分断」の正体は、何を置いても突然やってきたインシデントに対する「解釈の違い」また、そこからくる「対応方法の違い」による対立でしょう。

皆さんの周りでも、オフライン・オンライン共に、まさにそれとあてはまる事案が散見されるのではないでしょうか。

いかに調和を重んじる日本社会とは言え、人の命にかかわる、そして目に見えない病原体という得体のしれない脅威に対峙するにあたって、自分や家族の身を守りたい、という恐怖心の方が勝つのは仕方のない事。

そこでそれぞれの意見を譲らずにぶつけ合っていれば解決が難しい「分断」が生じてしまいます。

更にそこに、海外由来のものという要素が加わり、ともすれば海外に対するむき出しの偏見などにも繋がっていきかねない雰囲気すら伴っているのが現状です。

しかし、運営者として、オンラインサロン内でこうした現象が起こらないようにする努力は最大限必要です。

どうすれば防げる?

このような困難な環境下で、経済、文化両面で健全な国際交流が行える空気感をオンラインサロン内に創り出すには、どのような対策が有効かを考えてみました。

・常に冷静に議論を本質に戻す

“分断”が生まれる背景の多くに、理論の大幅な飛躍(脱線)が存在しています。例として、怖い病気だ→こんな怖い病気は外国のせいだ→外国と交流することは悪いことだ→外国を擁護する奴は皆敵だ。このような流れです。

運営者としては、サロン内で極端に脱線した主張で周囲を取り込もうとする動きを発見したら、すぐに”病気を予防するには?”、”病気はどこで起きてもおかしくなく、外国を擁護するから病気になるわけでは全くない”、等、ヒートアップする前に冷静な本質論に持ち込むことが求められるでしょう。

・お互いの違いを認め尊重を促す雰囲気作り

オンラインサロン運営者としては、ベースとなる科学的に正確な知識を常にアップデートし、あくまでも平等な立場に立って公の物として開示しつつ、踏まえた上でそれぞれの解釈や、対応方法に個性があることは”当たり前”で、それをとやかく言うのは大人として恥ずかしい行為であり、マナー違反だという雰囲気を作り出せれば成功だと言えるでしょう。

常にバタフライエフェクトを意識し、自分事のサロン運営を!

国際感覚など、うちのサロンには関係が無い…ではなく、オンラインサロンという一つの社会を先ずは大切にする心は、必ず社会全体に良い影響を与えます。

小さな蝶の羽ばたきが世界を変えていく可能性があるように、私たちが暮らすこの社会では誰もが誰かに影響を与え、また、与えられて生きています。

ささやかかもしれない自分の行動にも、国際社会にどこかで貢献できることがあるかもしれない。

その位の当事者意識を持って、サロン内での”分断”防止に努めていきましょう!

法人向けオンラインサロン制作なら