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そのトラブル、オンラインサロンの「せい」にしても防げない!ネットトラブルを未然に防ぐ「本当の方法」

法人向けオンラインサロン制作なら

日常の情報収集として、インターネットポータルwebサイトの「ニューストピックス」を活用している、という方も多いのではないでしょうか。

近頃、大手ポータルサイトのそうしたニューストピックスに、オンラインサロンに関する様々な話題が取り上げられるようになってきました。

全国で運営されているオンラインサロンの数が年々増加し続けている状況ですから、このこと自体は何ら不思議な事ではありません。

内容としては、人気の美容系オンラインサロンで紹介された美肌法が流行中!というものや、オンラインサロンを運営しているインフルエンサーの方が人生相談のコラムの連載を開始…等、ポジティブなものがほとんどです。

しかし全てがポジティブな記事という訳ではなく、中にはネガティブにオンラインサロンを取り上げたニューストピックスも見受けられます。

一部にはまるで、オンラインサロンが悪の根源のようなタイトルが散見される状況も存在しています。

冷静に記事を読むと「それ、本当にオンラインサロンが原因ですか…?」

いくつかのネガティブなタイトルを掲げたこれらの記事の内容を、実際に確認してみました。

日本最大手ポータルサイトのかなり目立つ位置に、長時間掲げられていたとある記事のタイトルはこのようなものでした。

「オンラインサロン、トラブル多発!……」

記事中の「トラブル」の内容はと言えば、

・情報商材の営業で、楽をして稼げると言って騙され、高額な入会料を支払ってしまった

・このサロンに入会し、会員として、他の人を勧誘して入会させれば一人入会させるごとに25万円もらえるから儲かる、という話に騙されて、入会料35万円を支払ってしまった

というものや、

・高額な商品の購入をすすめられ、断り切れずに高額なローンを組んでしまった

等の事例が紹介されている記事でした。

他の記事を見てみました。

「実家の親が驚愕!オンラインサロンにハマってしまったパパ活女子の生態」

このようなタイトルの記事。

その内容はと言えば、

幼いころから容姿端麗で、その地方一番の大都市から芸能界のスカウトの人がわざわざ地元に見に来たこともあると噂の女性。

芸能の道には進まず、18才になり、大学へ進学。単身上京した。

しかし、そこで「オンラインサロンにハマって」しまい、親が用意してくれている自分の住まいには帰らずに、知り合った人たちとすごす仮住まいのマンションに入りびたるようになってしまい、お金儲けの為にパパ活を繰り返す生活になってしまった…というストーリーが紹介されていました。

少し考えてみればご理解いただけるかと思います。

これらの「トラブル」の原因。それは、タイトルで示唆されているほど根源的に、「オンラインサロンによるもの」か?…というと、違うケースがほとんど…ですよね!

「本当の原因」を解決せずサロンのせいにするのは、危険です!

まず、最初の記事のトラブルは、

これをすれば確実に儲かる、と持ち掛けられて信じてしまい、その為に資金が必要と言われ数十万円を支払ってしまった

自分が欲しくない高額な商品を買うためのローンを組んで捺印してしまった

ここに、根本の原因があります。

この事象の原因は決してオンラインサロンなどではなく、契約してしまった当人の経済、消費に関する知識のなさです。

非常識なほどの高率な儲け話など無いということや、欲しくない商品を高額なローンを組んで購入してはいけないということは、オンラインサロンに関わっていてもいなくても、基本的な態度として必ず身に着けていなくてはいけないもの。

「オンラインサロンさえなければ…」などと、責任のすり替えを行っていては、被害者は増えるばかりではないでしょうか?

2つ目の事例の容姿端麗な女性が上京したあと、乱れた生活を行った…というエピソード。

明治の昔から、このような話は巷に溢れています。

このような女性の生活態度に関しても、オンラインサロンがあろうがなかろうが、全く関係がない事です。

親御さんが一人暮らしをさせて大丈夫な女性かどうかを見極めたり、本人が自分がどのような意義を持って大学に進学するのか自覚したり…など。家庭内の教育や倫理観、本人の人格成長が伴わない限り、オンラインサロンがこの世になくても全く同じことが起こることは火を見るよりも明らかです。

いずれの例も、オンラインサロンという看板を取り外し、本質的な解決に向けてどうすればよいのかを考えることが、悲劇を多発させない唯一の解決方法ですよね。

新しい業態である「オンラインサロン」。時にやり玉に挙げられるのも仕方がない事なのかもしれませんが、煽情的なネットニュースのトピックスは、冷静に内容を精査しなくてはならないという一つの好例でしょう。

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