オンラインサロン会員の間で、職場の「フリーアドレス制」が話題に上ることも珍しくなくなってきました。
コロナ禍による徹底したテレワークは解除されたものの、政府のデジタル化社会推進などにも伴い、リアルオフィスへのコストを削減し、他のデジタル化、DX化への投資に回すなどの動きが活発になっていることを理由に、都市部の中小企業においては、今までの広いオフィスから狭めのオフィスに引っ越して、全員が出勤するのではなく交代で出勤してフリーアドレスになるというケースが多発しています。
今回は、こうした動きの中で何が必要なのか?リサーチしてみました。
フリーアドレス制を成功させるには
・意義を全員に周知しよう
なぜ、今まで固定席だったオフィスをフリーアドレスにしたのか?各事業者によって、テレワーク目標値達成へ、コスト削減など、はっきりとした目的があるはずです。
実際に行動に反映させる社員一人一人がその目的意識を共有できるかどうか、は、大きな成功のカギとなります。
わかりやすく納得できるように説明する機会を設けましょう。
・”そうはいってもローカルルール、マイルール”はシステムでなくそう
様々な個性を持つ人の集団である職場ですから、「ここはいつも〇〇さんが座っているから…」などと言い出して同調圧力をかけ、フリーアドレス制に抵抗しようとする人が必ず出てきます。
こうした現象を予防するために、出勤時ランダムに席を振り分ける「くじ引きアプリ」などを導入する企業が増えています。
フリーアドレス制度に便利なグッズとは
・フリーアドレス、テレワーク時代に必須アイテム【ドッキングステーション】
電源とデータ転送、マウスやキーボードへの無線接続、そしてHDMIの各ポートが手のひらサイズの1台にまとまったドッキングステーション。
今までは、それぞれの機能に必要なアイテムをバラバラにしか用意できなかったため、たくさんのコード類を持ち歩かなければならず、苦労していた人も多かったことと思われますが、高機能のドッキングステーションの出現で、こうした悩みから解放される人が続出しています。
メーカー各社は機能向上を競っており、最近では手のひらにすっぽり収まるサイズのドッキングステーションでありながら、フルHD(1920×1080ドット、60Hz)対応、USB 3.2 Gen1ポート最大転送速度5Gbpsという機能を持つものも現れています。
・デスクの引き出しを持ち歩く!コクヨの【モ・バコ】はじめ、持ち運び用モバイルバッグが人気
単なるバッグインバッグではなく、ステーショナリーを収納した状態でフリーアドレスデスクの上で自立させることが出来る箱型バッグが人気です。
PC、タブレット端末、スマホ、コード類を収納でき、デスクの上ではそれぞれのスタンドとしても使えます。そして文具収納はもちろん、ドリンクホルダーまで!を備えた多機能箱型バッグ。
これからの社会人の必須アイテムとなりそうです。