長かった世界を巻き込む感染症禍の時代を終え、いよいよ社会はアフター感染症禍へとそれぞれの業界がそれぞれのやり方で帆を上げ、乗り出し始めています。
オンラインサロン業界も例外ではなく、今までは控えられていたサロンオーナーのリアルでの講演会や会員同士の交流会なども積極的に催され始めています。
業種別・オンラインサロンのオフ会、その実態は?
オンラインサロンは、どんな業態の業種にもなじみ、その良さを引き出すことができるツール。
では、今この時期に活発化しているオンとオフの融合、具体的にどんなものがあるのかを少しだけ覗いてみましょう。
元アイドル・今はビジネスプロデューサー、大手百貨店コラボイベント
セルフプロデュースでオンラインサロンやオンラインショップを運営する、元超人気アイドルグループのメンバーS氏。
母となっても愛らしいそのルックスは健在。
自らの名にちなんだカラーを前面に打ち出した様々なコラボ・プロデュースのプロダクツは毎回大好評を博している彼女が、新宿の某百貨店をジャック。
数時間、店頭に立ってファンや百貨店の顧客にコラボイベントのアピールを行います。
青山の有名レストラン経営者主催のオンラインサロン、交流食事会を開催
ミシュラン星付きのレストラン経営者兼シェフが運営するオンラインサロンが、緊急事態宣言下では自粛していた食事をしながら語り合うオフ会を再開しています。
レストラン業界の経営者や、グルメ達が集い、氏の提案するテーマを学びながら実際の料理を楽しみます。
新進気鋭のマラソンランナー・トレーナーオンラインサロン運営者が、ハイキングオフ会
ランニングライブ動画やトレーナー、コーチ動画で人気を集め、オンラインサロンの主宰者となった氏が、希望者を募りハイキング級の山を実際に登山しながらのオフ会。
講座やメンバー間の意見交換などの交流のひと時を持つ。
パティシエが集まるオンラインサロンでケーキ屋巡り
多忙な中、なかなか同業他社の仲間と直接語り合う機会はないパティシエの人々が一堂に会し、
色々なケーキを食べ歩く勉強会を開催しています。
オフがあるからオンがある、オンがあるからこそのオフもある
インターネット社会の身に没入してしまう危険性を戒める言葉としてよく言われる、
「オフあってこそのオン」
という言葉。確かにその通りですね。
しかし、ここまでオンライン社会で過ごす時間が長くなっている現状では、逆にこう言うこともできると思います。
「オンラインあってこそのオフもある」。
オンラインで、いい意味で【インターネットならではではない、よりリアルに近い人間関係】を築くことを可能にするオンラインサロンというツール。
無関係の、不特定多数の他人においそれと干渉されることのない安全・安心な空間が、それを可能にしているのです。
そこで熟成され、築き上げられた関係性をオフラインで更に活性化させる。
新しい時代のインターネット活用術がここにあると言えるでしょう。