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円安・インフレ・物価高がオンラインサロン業界に与える影響

法人向けオンラインサロン制作なら

連日ニュースを賑わせる「円安・インフレ・物価高」の文字。

事業を営む以上、気に掛けていない方は居ないでしょう。

先例の少ない新業種であるオンラインサロン業界であればなおさらです。

この状況がオンラインサロンの運営に及ぼす影響を詳しく考察してみました。

円安がオンラインサロンに与える影響にはどんなものがある?

対米ドル円安とは、簡単に言ってしまうと「為替相場取引を行っている人々の間で、円よりも米ドルを欲しいと思っている人の割合の方が多い状態」を指します。

時折、「円安の原因は〇〇だから、もう日本はこの先ダメだ」等の説を述べている人がいます。

現状円安であるならば、それは=円よりも米ドルが欲しいと思っている人たちの割合が多い方に振れている、という事自体は事実なので、それをもって「円安=日本に魅力が無いからだ」という説は一見、間違っていないように見えます。

そして、こうした説を述べる人たちは更にそこから一歩発展させて「円安の原因」を、例えば少子高齢化や、大学の研究論文の実績数、企業の生産性など主張したいトピックスをそれぞれ挙げて限定的に述べている事がよくあります。~だから円安社会、だから日本はもうこの先衰退するんだ、というようにです。

しかし、経済の専門家の意見を聞けばこうした説は事実誤認が多すぎ、あまりあてにはならないそうです。

冷静に考えてみれば分かりますが、彼らが述べている「円安の原因」が日本の市場としての魅力を失わせているとしても、またその問題の根本的解決が容易ではない事ばかりだとしても、対米ドルであれば例えば明日、アメリカ国内に何か深刻で唐突なインシデントが起こり、そのインシデントが多くの為替相場にいる人たちにひとたび

「今日は、米ドルを売って、日本円を買いたい!」

と思わせてしまったならば、一切日本側の状況が変化していないにも拘らず、相場は簡単に「円高・ドル安」に振れることは明白だからです。

このように、円安・円高というものは「相場」の話ですので、非常にセンシティブで、複数の多角的要因が関連しており、そう簡単に原因‐結果など語りつくせるものではありません。ですから、当然オンラインサロン運営に与える影響も決してシンプルなものではありえず、ケースバイケースだと考えるのが最も現実的でしょう。

為替の変動を報じるニュースには常に注意を向けておくと同時に、断定的に悲観論・楽観論を述べる言説に惑わされることなく、落ち着いて個別の問題に対応していくことで、相場の変動が運営に与えるネガティブな影響を最小限に抑えることができるでしょう。

インフレ・物価高がオンラインサロン運営に与える影響はどんなものがある?

インフレとは、物価全体の上昇がある程度継続した時に起こる状況を指します。

例えば悪天候で野菜が高い…これも物価高ですが、これをもってインフレが来た、とは言えません。

様々な要因により物価全体が上昇し、それがある程度の期間上昇して初めてインフレになります。

インフレ状態になると、お金そのものを持っているよりも、モノに変えた方が価値を上げることになるため、普通預金を何かの投資に回す人が増えます。

投資の指南を行うオンラインサロンにとってはインフレはまたとないチャンスですし、また、物販やイベント販売などにとっても好機だと言えます。

インフレについての正確な知識を持ち、サロンユーザーにわかりやすく説明をし、判断と行動に繋げていくことができれば、ユーザーに良いものを得てもらい、オンラインサロンも利益を上げられる、双方にとって良い方向に向かわせることができるでしょう。

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