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IT先進国エストニアレポートその1:世界に先駆けた仮想アシスタントの導入

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株式会社ビルドサロンは、2022年11月5日、海外支店【エストニア/タリン支店】(ヨーロッパ圏顧客向け)の本格的な開設準備開始を発表しました。

株式会社ビルドサロンの海外支店を各地に開設し、日本国外ではまだ一般的でない「サブスクリプション会員制サイト制作」業界のシェアを迅速に確立する予定です。当該支店に派遣する海外駐在員も、既に選定を進めています。

タリンは、美しい中世的な街並みが特徴的である、北欧エストニア共和国の首都です。
電子政府などを導入するIT先進国として知られています。

オフィス設立予定地からタリン空港まで車で10分と都心部に空港を備えていること。また、ロンドンやベルリンなどEUへのアクセスも容易であることから、EU圏内のクライアントへアクセスするための支店地として決定しました。

欧州全域のクライアントへのアクセス拠点として活用予定です。

今回は、株式会社ビルドサロンの欧州全域アクセス拠点となるエストニア/タリンのIT先進国と呼ばれる所以をレポートしていきます。

もしも、AIを活用した様々なサービスを国家が導入したら?

まるでSF小説の世界だ。

その話を耳にした時、誰もがそう思うのではないでしょうか。

北欧の小国エストニアの首都タリンでは、世界に先駆けた国家公認AIが承認済み。様々な行政サービスの実働に既に取り入れられて毎日市民の為に文字通り休むことなく働き続けています。

AIのなまえは、”Bürokratt(ビューロクラット)”。

ビューロクラットの仕組みを見ていきます。動作の様子はAppleの仮想アシスタント「Siri」に似ていて、市民が所有する様々なデバイスを経由して、Siriのように使うことができるものです。

国民は、行政サービス上の様々な申請書の提出や、支払処理の際に音声を用いてビューロクラットにサポートをしてもらうことができます。

また、非常に便利なのは運転免許証の更新や出生届の提出、確定申告などの各必須タスクを、AIがリマインドしてくれることです。

紙資源の節約にもなりますね。

エストニア政府は、今後ビューロクラットの活用幅をどんどん広げていく予定で、これらによって数百万ユーロの管理コスト削減の他、行政サービスの利便性向上などを見込んでいるそうです。

ユネスコが認めた、人工知能プロジェクト世界トップ100に4件もが入賞

実はエストニアで進行中のAIプロジェクトは、これだけではありません。

・インベストエストニアの自動売買AI

・ソフトウェアプラットフォーム”Bitskout”

・ロボットバーテンダー”Yanu”

合わせて4件ものプロジェクトが、現在、ユネスコの世界上位100人工知能プロジェクトに名を連ねているのです。

エストニア国内において、こうした先鋭的かつ実働性を持ったプロジェクトが次々に世に排出されていく背景には、政府と民間の先進技術開発における連携が非常にスムーズに行われている事情があります。

エストニアにはITビジネスを大きく育てていく土壌が整っています。

株式会社ビルドサロンは、頼もしき彼の地に居を構えての新しい挑戦が産み出した果実を、これから続々と皆さんに還元していきたいと考えています!

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