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オンラインサロンの歴史が幕を開ける前の 類似オンラインサービス(前編)

オンラインサロン集客の切り札、Google広告を攻略しましょう【検索連動型広告編】

オンラインサロンは「閉じたインターネット」といわれる新時代のオンラインコミュニケーション手段の代表格といえます。

一般のサイトやブログ、SNSが「開かれたインターネット」です。誰でも出入りが自由なので、誰に対してもファンになるきっかけを与えることができますが、いわれなき誹謗中傷で攻撃され、「荒らし」「炎上」に遭うおそれがあります。

ほとんどの人は、炎上に遭えばその対応に追われて、余計な時間を消耗し、精神的にもギリギリまで磨り減らされてしまいます。

荒らしや炎上の対応に疲れた、あるいはそのリスクを避けたいネットユーザーが、オンラインサロンのような「閉じたインターネット」を運営し、濃いファンとの密接な交流を安心して楽しんでいます。

わざわざ毎月お金を払ってまで、サロンを炎上させに来る人なんて、まず居ないからです。

そのようなオンラインサロンの元祖は、2010年に立ち上げられた「MG(X)」だといわれています。

オンラインサロンの特徴を、仮に「1.有料会員に限定したサービス」「2.オンラインサービス」「3.双方向コミュニケーションが主体のサービス」と定義すれば、その特徴に似たものは、2009年以前から、いくつもありました。

有名人のファンクラブ

オンラインではありませんが、ファンクラブは昭和の時代からあった、オンラインサロン類似のサービスです。ただし、事務所に所属する芸能人・著名人のファンしか立ち上げることができず、ある意味で特権的な立ち位置にあります。

ファンは、著名人とほとんど交流できなくても、「会報が届いた」「サイン本が当たった」「ファンレターに返事が来た」というだけで喜んでもらえた時代です。

有名人が雲の上の存在として 畏敬の対象となっていることが、ファンクラブの社会的価値でした。その点は、誰でも主宰者になれるオンラインサロンとの違いです。

パソコン通信のフォーラム

インターネットが普及する前は、「ニフティサーブ」「PC-VAN」といったパソコン通信サービス内に、テーマ別で立ち上げられた「フォーラム」が、オンラインサロンに似た機能を果たしていました。

オンラインサービスであり、文字での投稿や返信で、双方向のコミュニケーションを楽しんでいました。

ただし、パソコン通信のサービスを利用するのは有料ですが、フォーラムへの公開は主宰者の「シスオペ」が許可すれば追加料金は不要でした。したがって、パソコン通信のフォーラムは、オンラインサロンほど閉じられた空間ではありません。荒らしもよく発生していました。

そのほか、メールマガジンやTwitter鍵アカウントなどもオンラインサロンに似ています。

<続きは「後編」でお送りします>