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オンラインサロンのメンバーが増えて、「参加制限」をかけるときの基準

法人向けオンラインサロン制作なら

オンラインサロンの集客に成功し、大勢のメンバーが集まってくると、サロン主催者の収益も安定してきて、精神的にも時間的にも余裕が出て落ち着ける時期です。

しかし、メンバーの人数が増えると、多様な価値観が衝突してトラブルになったり、思いがけないことで主催者にクレームが入ったり、サロン内で不本意な派閥が分かれたりして、新たな悩みの種が増えてきます。

「いろんな価値観の人が集まったほうが楽しい」と初めのうちは思っていても、運営する側に立ってみると、ある程度は主催者と同じ方向を向いているメンバーのみで構成されていたほうが負担が軽くなることに気づきます。

そこで重要となるのが、新規メンバーの「参加制限」です。では、どのような方針で制限をかけるとうまくいきやすいでしょうか。

立ち入りを制限するイメージ

新規の参加に条件をつける

最も無難なのは「紹介制」です。既に参加しているメンバーが許可を出している場合のみ、オンラインサロンへの新規メンバー参加資格を与えるのです。

昔から一流の料亭などで「いちげんさんお断り」として、紹介制が採用されているのは、不特定多数の人々が集まることによる、コミュニティ内の品位や秩序などが乱されることを防止する目的があります。

紹介制よりも、もう少し参加資格を緩めたい場合は、参加希望者に「申込みシート」を書かせるようにしましょう。
オンラインサロンに参加するにあたっての意気込みや、サロンでどのようなことを達成し、どのように貢献する用意があるか、事前アンケートを採るのです。

不特定の一般参加者を募ったとしても、オンラインサロンの参加意欲が薄い希望者は、「申込みシート」を書くだけでもハードルが高く、その条件だけで脱落するものです。

もっとも、文章を書くことに抵抗があったり、文章では思いを伝えるのが苦手な人もいます。音声や動画での提出も許容するようにできれば、しっかりと参加意欲がある人を不用意に取りこぼさずに済みます。

審査をしているイメージ

参加審査はどうする?

オンラインサロンで最も警戒すべきなのは、「受け身」で「サロンから何かをもらうことしか考えていない」、いわば消費者意識のみが高い参加希望者です。月会費を払っているのだから、そのオンラインサロンにそれ以上の貢献を考えていないメンバーは、参加の優先順位を下げるべきです。

ただし、「ROM専だから参加意欲が低い」とは限りません。普段の書き込みはほとんど無くても、主催者からの問い合わせや誘いなどにちゃんと応じるメンバーは重視すべきです。

その一方でサロン内の書き込みが多くても、サロンに貢献しようとする気持ちが言動から伝わってこないメンバーもいるはずですので、人数が増えてきたら、彼らのサロン内での優先順位は低くしたほうがいいです。

そうした適性を前もって見抜くため、参加審査を、事前アンケートでの回答文をもとに行うようにしましょう。

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