私達が生活するこの社会において、高度で専門的な知識やリテラシーが必要とされる場は年々増加し続けています。
こうした現代社会において、高等教育はその重要性を増してきていると言えます。
しかし、その一方で、日本国内では大学の定員割れが深刻な問題となっています。
今回はこの問題について、オンラインサロンが果たせる役割を考察しました。
深刻化する「大学定員割れ」問題
大学の定員は、受験生数に対して定められていますが、最近の傾向として、大学に入学する学生の数が減少しているため、定員割れが起こっています。
大きな理由としては急速に進む少子化が挙げられるでしょう。
全国の小中高校では、10数年前から児童や生徒の人数が少ないことを理由とした廃校が相次いでいます。歴史ある小学校、最後の卒業式…などのニュースを、誰もが一度は目にしたことがあるでしょう。
このような波は、当然、次は大学にも及ぶという訳です。
現状、留めようが無いペースで増え続けている大学の定員割れは、教育機関にとって深刻な問題となています。大学の収益に直接影響するだけでなく、教育の質や学生のキャリアにも影響を与える可能性があるからです。
学び舎としての大学の魅力を総合発信できるオンラインサロン!
この、深刻な問題の解決策の一つは、オンラインサロンサービスを提供することです。
オンラインサロンとは、インターネット上で行われる学習や情報交換の場です。
なぜオンラインサロンが大学定員割れ問題に有効なのか探っていきましょう。
まず、なぜオンラインサロンが有効なのかというと、現代の若者たちは情報収集にオンラインを利用することが多く、SNSやYouTubeなどのオンラインコンテンツに触れることが多いからです。
特に高校生は、自分が進路で考えている分野について情報を収集したいと思っていることが多いでしょう。
しかし、個人情報保護の観点から、誰でも見ることができるwebサイト上で、どのような大学に行こうとしているのかという情報を公開したくない…という若者が増えています。
そこで、大学が安全な環境のオンラインサロンを開催することで、高校生たちが気軽に大学についての情報を収集し、また、バーチャルオープンキャンパスや質疑応答などに参加できる場を提供することができるのです。
また、オンラインサロンならば時間や場所の制限がないため、地方の学生や遠方に住んでいる学生たちも参加しやすくなります。
さらに、オンラインサロンを活用すれば、大学が持つ魅力を高校生たちにアピールすることができます。
私立大学には、大学ごとに独自のカリキュラムや教育方針があるため、その魅力をきちんと伝えることが大切です。しかし、学校説明会やリアルでのオープンキャンパスに参加できなかった高校生たちは、その魅力を知ることが難しい状況にあります。そこで、オンラインサロンを活用することで、多くの高校生たちに大学の魅力を伝えることができるという訳です。
安心空間オンラインサロンならではの豊かな相互交流を伴う情報提供
私立大学の魅力を高校生に伝えるためにどのような活用が考えられるのかを探っていきます。
例えば、大学の教授や学生が参加するパネルディスカッションを開催することができます。これにより、高校生たちは実際のその大学での雰囲気を肌で感じる満足感を得ることができるでしょう。
さらに、オンラインサロンは、学生がより多くの知識を習得する可能性を示唆できます。豊富な資料を内蔵でき、サロン会員ならいつでも引き出して活用することが可能なオンラインサロンは、柔軟な学習体験を提供し、学生がより多くの情報を取得することができるためです。
また、オンラインサロンでは、異なる地域や国からの学生を容易に受け入れることができるため、学生はより国際的な環境を実感しやすくなります。
【安心・安全セキュリティ対策】、【よりフレキシブルに、よりボーダーレスに】。こうした現代の若者の感覚に寄り添ったサービスを提供できるのが、まさにオンラインサロンのサービス。
オンラインサロンを活用して大学の魅力を伝える動きは、今後ますます加速していくことになりそうですね。