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どう対応?個人事業主の借入金と税務処理

法人向けオンラインサロン制作なら

日本人には、欧米人に比べ「借金」への抵抗感が根強くあると言われ、実際にオンラインサロン運営を個人事業で行う方にお話しを伺っていても「全額自己資金で」という方も少なくはありません。

しかし事業アドバイザー等プロの目線から見るとその思想はあまり的を射た物ではないようです。例を挙げるとソフトバンクグループに10兆円超える有利子負債があるなど、企業経営にとって借入金がある=不利…とは決して言い切れない物だそう。

今回はオンラインサロンを事業として運営していく上でも欠かせない、気になる借入金についての基礎知識をまとめてみました。

ズバリ!借入金って、無い方が良い?!

勿論、オンラインサロン運営上財政が立ち行かなくなってしまうような野放図な借入&支出は論外ですが、借金をしたくないから!という感情的理由のみで借入金による現金資産増を避けてしまうのもまた、考えもの。

どのような状況の際に事業が停止に陥ってしまうのかと言えば、何を置いても手元の現金が尽き、経費や人件費等が支払えなくなってしまった時です。

そう考えれば、自己資金だけで回していける状況だったとしても更に借入金で現金を準備し、現金資産にゆとりを持たせておくのも事業としてのオンラインサロン運営の知恵の一つだとも言えるでしょう。

バランスシートを常に確認しつつ、過度に借金を毛嫌いする事のない経営が求められていると言えそうです。

事業運営における借入金の財務処理最重要ポイントとは

では、ここでオンラインサロン運営にも深く関わる借入金について、多くの事業者が勘違いしがちな大切なポイントをお伝えしましょう。

・利息返済分は「経費」、元本返済分は「経費ではない」!

オンラインサロンを運営していくにあたって、現金として上がってきた利益や、そこからの日々の支払い金額。

こちらを都度帳簿に付けていく事になるわけですが、その際注意しなくてはならないのが借入金の返済時の記帳方法です。

財務処理上、借入金というのはあくまでも別の人の名義から自分の名義に移すという方法で用意した「元々ある自分の現金資産」。売り上がってきた現金とは全く異なる物です。

その借入金の元本返済分は、「名義を元に戻す」作業を行っているだけなので事業に関わる消費=経費とはみなされません。

つまり支出ではありますが、経費にはならないという借入金返済時のみの特殊なお金の動きになるので注意が必要なポイントです。

しかし、利息返済分の金額は経費として認められます。

経費計上誤って後で訂正しなくてはならない事態になってしまいますので、月々の借入金返済額の内、元本返済分と利息返済分は毎回しっかりと別々に帳簿に付けていきましょう。

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