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オンラインサロンで、新規メンバーを戸惑わせない「ルール」「マニュアル」の作り方

法人向けオンラインサロン制作なら

オンラインサロンは、インターネット上とはいえ、人が集まる場所です。2人が集まれば、契約や約束が、3人以上が集まれば、ルールやマニュアルが必要となります。

では、ルールやマニュアルは、どのようにして作るべきなのでしょうか。新しいメンバーには、どのようにして告知し、納得してもらうべきなのでしょう。せっかく入ってもらったのに、ルールをいきなり押しつけるような形になると、印象が悪くなりかねませんので、問題となります。

ルール策定のイメージ

まずは主催者が責任をもってルールを作りましょう

オンラインサロンには、いろんな価値観の人が集まります。

最初の投稿から、いきなり議論を吹っかけたり、宣伝を始めたりする人もいます。

コメントを付けるとき、否定から入って雰囲気を崩す人もいます。

主催者を差し置いて、場を仕切ろうとする人もいます。

ただ、主催者にとって、たとえ目に余る行為であっても、他のメンバーにとっては受け入れられたり、喜ばれたりする場合もあります。

主催者の魅力やカリスマ性で人々が集まっているサロンであれば、ある程度はサロン内のルールを独断的にコントロールしても許容されるでしょう。

しかし、基本的には、主催者がルール(マニュアル)のたたき台を作って、その後にメンバーの意見を募りながら、最終的な内容を仕上げていくほうが、穏便に進んでいきます。

ルールのたたき台は最初、他のオンラインサロンを参考にしながら作っていくといいでしょう。

その後は、運営していきながら調整していきましょう。サロンの運営上、メンバーの間でトラブルが生じたり、主催者にとって具体的に不都合が生じてきたなら、サロン内で話し合い、少しずつ加えたり改正したりして、独自のルールを仕上げていくのが常道です。

そして、新規メンバーにはサロンのルールを周知することも重要です。ただし、ルールが多すぎると第一印象から窮屈なイメージを与えかねません。

どうしても必要な最低限のルールのみに絞りこむよう、定期的に見直したほうが、オンラインサロンの自由な雰囲気との間でバランスを取ることができます。

読んでいないイメージ

せっかく作ったルールは、たいてい「読まれていない」

メンバー数で日本一の規模のオンラインサロンを運営する、お笑いコンビ「キングコング」の西野亮廣さんは、どんなにシンプルなルールにしても、ちゃんと読んでいない人が大勢いると嘆いています。

まして、複雑なルールにすればなおのこと、ほとんどの新規メンバーが読みたがりません。

サロンのルールや手順マニュアルを完全に周知徹底したければ、どうしても欠かせない「3~5カ条のみ」に絞って、オンラインサロンで常に見える場所に表示するようにするのも、ひとつの有効な方法です。

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