オンラインサロンに入会しても無駄、という意見をSNSなどで広めている人たちがいます。
このような意見は、どういう根拠で、また、どのような目的で広められているのでしょう。
今回の記事では「オンラインサロンに入会しても無駄」という意見を掘り下げていきます。
オンラインサロンに入会しても無駄…その根拠とは?
オンラインサロンに入会しても無駄、という人々の意見を詳しくひも解いていくと、いくつかのパターンがあることがわかります。
特に多いのは、次の4つです。
1:有名人がお金儲けのためにやっていることに乗せられているだけで、無駄
有名人が運営している有名オンラインサロンを取り上げて、支払った料金分のメリットが無いのではないかと強く疑っているパターン。
ほとんどの場合、そのオンラインサロンに一度も入会したことが無い人が外側から語っているケースのようです。
2:オンラインサロンに入会して、似た者同士で集まっても学ぶことが無いから無駄
同じオンラインサロンに入会するくらいですから、似ているところが多い同士なのは当然ともいえますが、このケースを語る人々にとってはその一点だけでも無駄だと言える材料になりうるようです。
3:内容がいくら良くても、活用できなければ無駄
このケースの人々はオンラインサロンのコンテンツ内容については一定の価値を認めているものの、サロン会員がそれを活用できないのではないかと疑いを持っています。
はっきり述べてはいないものの、このケースの場合一度はサロン内部を見てみたことがある人々が多いかもしれません。
4:入会しただけで満足してしまうから無駄
このケースは、入会した後、コンテンツを見に来ない人が多いのではないか?と強い疑いを持っています。なおその根拠はほとんどの場合示されていません。
無駄になるか、ならないか?オンラインサロンに限った話ではない
上記の1~4に基づいて深く考えると、「オンラインサロンに入会しても無駄」という言説の本質が浮かび上がってきたように思えます。
上記のような意見の根底にあるのは、
オンラインサロンに入会する『だけ』では、無駄
というものでしょう。
オンラインサロンに入会してお金を払って有名人に近づいたり、色々な人に出会ったり、コンテンツに触れたりすることができるのは事実で、上記のように否定的な人々もこの部分は否定していません。
しかし、結局はその内容を活用することが出来なければ、お金を払ったことが「無駄」になってしまうのではないか…と、疑っているわけですね。
このような考えが述べられる原因として、まず大前提としてインターネット創成期から今まで20年余りの間インターネット上に非常に大量の「無料」のサービスがあふれていたことがあるでしょう。
実際には広告料というシステムによって、その大部分の公開コストは支えられているわけですが、受信側から見れば無料でいくらでも見られるという感覚になってしまうのは仕方のない事です。
そこに出現した有料オンラインサロンという形式が、元々無料なはずの物が有料になって、なんだか無駄に感じるなぁ、という感覚をもたらしたとしても不思議では無い所です。
しかし、そうしたインターネット特有の環境をひとまず置いて考えると、
お金を支払って買ったものを、活かすかどうかは購入者の側にもかかっている
という事象は、全く一般的にすべての商品について言えることで、オンラインサロン特有の特徴では全くない事がわかります。
例えば、最高級の和牛肉を買ったとしても、真夏の玄関先に3日放置していれば単なる臭い生ゴミになり果ててしまいます。
だからといって、美味しい和牛肉を買い物するのは無駄などとは誰も言わないでしょう。
有料オンラインサロンを上手に活用できるように、当ブログなどのサロン外コンテンツも存分に参考にしていただければと思います。