有名芸能人や企業家のウラ話を暴くことで一躍有名になったG氏。
ところがこの度、氏の持つ情報発信の為の全アカウントが『凍結』されてしまいました。
この出来事は氏の発信のファンのみならず、発信を伴うビジネス界全体及び、一般のインターネットユーザーにも広く衝撃を与えています。
今回は、この事件で再注目を集めている完全所有型オンラインサロンのメリット・デメリットをも含め、詳しく見ていきたいと思います。
凍結!そのショックの理由とは
今回の事案の衝撃の大きな原因の一部は、なんといってもこれほどまでにユーザーの注目を集めているアカウント ーつまり、「ニーズがあるアカウント」だとしても、何らかの理由で『凍結』されるなどして、一日を境に全く使用することができなくなってしまう…という状況が、現実に発生してしまったことを目の当たりにさせられた部分にあると言えるでしょう。
そもそも、プラットフォーム型発信ビジネスの利益はどこから出ているのかと言えばもちろんそれは「広告料」です。
1人、2人しか閲覧しない場所に広告を出しておいても、企業としてはなんのうまみもありませんよね。
やはり、このビジネスモデルで最も大切なのは「注目度」であることは間違いありません。
「注目を集めた物の勝ち」 ー注目を集めることができたコンテンツは、すなわちスポンサー企業に【利益】を与えることができるコンテンツ、という訳なのですから、今までの文脈で言えばガーシー氏は「勝ち組」。つまり、プラットフォーム発信ビジネス界ではwinwinの関係を築き上げることのできた「勝利者」のはずでした。ところが誰の目にも栄華を極めたかに見えたそんな彼が、たった一夜にしてまさに全てを失ってしまったのです。
これが、人々がこの件に大きなショックを受けている理由の大きな部分を占めている本質であると思います。
氏の選んだ「次の手」は…
想像を絶する凄まじい登録者数や再生回数、ライブ視聴者数を抱え、誰の目にもスポンサー企業とwinwinの関係を築いていたかに見えた氏が、有名プラットフォーム全てからはじき出された事で早速打った「次の手」。
それは、以前から著名人がビジネスに活用し、成功を収めるたびに何度も話題をさらっている
完全所有型オンラインサロン
だったのです。
何故今、完全所有型オンラインサロンが熱いのか
他の追随を許さぬ、唯一無二の存在になることで激戦の発信ビジネスを生き抜いてきた氏が「詰めの一手」に選んだことで再注目を集める形となっているのが完全所有型オンラインサロンです。
百戦錬磨の具現のような彼ほどの人物が、なぜ今完全所有型オンラインサロンを自らのステージとして選択したのでしょうか。
このことをプラットフォーム型オンラインサロンと、完全所有型オンラインサロンの特徴を比較することで考察していきたいと思います。
プラットフォーム型オンラインサロンのメリット・デメリット
氏が今まで活動していたプラットフォーム型オンラインサロンのメリットとしては、次のようなものがあります。
知名度が高く人目につきやすい
YoutubeユーザーやInstagramユーザーは、並行して大手オンラインサロンプラットフォームのニュースやお知らせにも目を通す機会が多い傾向にあります。
つまり、自分から何かを探して検索などをすることなく、ただインターネットに接続しているだけの一般のユーザーに対して、幅広くオンラインサロンの存在をアピールできるのがその特徴です。
次にデメリットを見ていきます。
プラットフォーム型オンラインサロンは、その内容をプラットフォームのポリシーに大きく左右されてしまいます。
自分が表現したいことや強みがそのプラットフォームに合わなかった場合、はじかれてしまう可能性もはらんでいるということになります。
※但し、内容が名誉棄損などの民事訴訟法に抵触するものだった場合、ポリシー如何とは別問題で運営が問題視されることは言うまでもない事です。
また、プラットフォーム型オンラインサロン内で発生した様々な売上に関し、運営者の口座に振り込まれるまでに規定の幾つもの手数料が差し引かれることは良く知られており、その規定の複雑さも時に話題になることもあります。さらに、振込日は月末締めの翌15日払いなどではなく、ほとんどの場合数か月遅れての振り込みになります。
完全所有型オンラインサロンのメリット・デメリット
では続いて、完全所有型オンラインサロンのメリットとデメリットを見ていきます。
完全所有型オンラインサロンのメリット
完全所有型オンラインサロンにおいては、すべての設定を運営者が所有するサーバー上で行う事になります。
ですから当然他のあらゆる企業団体の影響なしに、運営者の強みを存分に活かし、表現したいコンテンツをどのような形ででも自由に展開することが可能です。
※もちろん現行法に関わるものは問題となります。
そして最大の魅力は、なんといってもオンラインサロン内の売上金の扱いでしょう。
プラットフォーム型においては数ヶ月後まで現金化することができず、更に複数の手数料を差し引かれて来るオンラインサロン内の売上金ですが、自己所有している完全所有型オンラインサロン内の売上金は直接運営者の銀行口座に振り込まれる設定とする事も可能です。
それ以外にも、各種Payや暗号資産等、およそ考えられるほとんど総ての支払い方法を組み込むことが可能な事は大きな魅力となっています。
そして、完全所有型オンラインサロンは通常の自己所有webサイトと同様の形式で納品・所有できるため、万一使用しているサーバー会社がサービスを終了するなどの事態になっても、契約のサーバー会社を変更するだけで全く何の問題も無く運営を継続することができます。
完全所有型オンラインサロンのデメリット
大手プラットフォームに依存しない自己所有型オンラインサロンでは、プラットフォームによる広報作用が期待できませんので、知名度アップやPR活動は運営者が自主的に行わなくてはなりません。
その際、熟練した広報コンサルタントサービスを活用すると便利でしょう。
収益効率化、リスク回避には見逃せない効果が!
完全所有型オンラインサロンが再注目を集めた事で、今後ますます品質の良いオンラインサロンの構築が求められて行く事が予測されます。
こうした現実を踏まえ、運営者サイドとしては初期投資の手軽さだけで視野狭窄のまま選ぶことのないようにしたいものです。中長期的視点で収益の効率化や様々なリスクにも目を配った上で、
できるだけ数多くの企業に相談や見積もり依頼を行った上で決定していくのが最も賢いやり方だと言えるでしょう。