オンラインサロンを一から作り上げる際、最初からどのようなサロンになるのかがすべて見えている運営者さんはわずかです。
最も多いのは、あこがれのオンラインサロンに沿った内容で、「こんなオンラインサロンを持ちたい」というご希望をお持ちの方です。確かに、自分のサロンを形にするための一つの方法としてはありでしょう。
しかし、このパターンには問題がいくつかあります。
自分の企画内容や集められるユーザー数に見合っていない枠組みだけを、人気オンラインサロンのように一気に作ってしまって、空きコンテンツが多く見えてしまい盛り上がっていないサロンに見えてしまったり、管理しきれない機能が出てきて疲弊してしまう…等が挙げられます。
このような企画倒れを防ぐためにも、一からオンラインサロンを作り上げる手順をしっかりと押さえておく必要があります。
構想は捕らわれずに自由な発想で!
オンラインサロンの構想を立てる際、最初から制約を多く設け過ぎてしまう事はお勧めできません。
むしろ、思いついたアイデアや希望はどんどん表に出し、仲間と共有していきましょう。
なぜなら、この段階で現実感に忖度しすぎてしまって運営者がオンラインサロンで一番やりたかったことがぼやけてしまい、ある程度形になってから
「なんか違うなぁ…もう少し、こうしたいなぁ」
という想いが産まれてしまっても、その段階では修正が難しいというケースが散見されるからです。
こうした残念なルートに陥ってしまう事を防ぐためにも、最初のアイデア出しの段階では、実現できるかどうかなどよりも運営サイドのイメージや希望をどんどん出し合っていきましょう。
ホワイトボードや、貼り付け型メモなどを使い、立体的に視覚化していくと良いようです。
決まったテーマをコンテンツに落とし込もう
こうして、ある程度まとまってきたテーマやアイデアを、次の段階では具体的なコンテンツとして落とし込んでいくことになります。
さあ、いよいよ予算や人員など現実的な要素と照会する段階…と思われる事でしょうが、実はまだ早いです。
初回の打ち合わせくらいまでは、まずは現実化の枠を外して、今度は思い切り憧れサロンのイメージに振り切って出来上がったテーマやアイデアを理想化してみましょう。
この方法にも理由があります。
いきなり、絶対に実現できるコンテンツのみに落とし込まなければ…という発想を持っていしまうと、何もかもが似たり寄ったりのありきたりなサロン像にしかならない場合が多いです。
せっかく固まってきたアイデアなので、まずは大ぶろしきを広げ、「もしも予算の制約がなければこのくらいのコンテンツに落とし込んでみたい」というイメージを持つことで、そのうちのいくつかからヒットするコンテンツは生まれます。
初回の打ち合わせから小さくまとめ過ぎないように意識しましょう。
最後はやはり頼りになる専門のプロに!
ここまで煮詰めたアイデアなら、いよいよ本格稼働に向けて最後の調整を行っていきましょう。
実際に費やせる予算とのすり合わせはこの段階で始めるのがベストだと思われます。
さて、チーム内であらゆる選択肢を捨てることなく熟慮を重ねた上でのアイデアと、現実的な予算とのすり合わせの段階で、特にお勧めなのがオンラインサロン専門業者をチームに招くこと。
予算の枠を設け過ぎずに色々出してきた皆のアイデアの中には、意外に安価で施工できる物や、他の技術で代用出来て施工可能な物が見つかる可能性もあります。
こうした詳細な情報はやはりオンラインサロン施工の専門業者が一番詳しいもの。
フォームを利用して簡単に相談できる窓口等もあるので、気軽に専門業者へ相談してみるのが良いでしょう。