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オンラインサロンをしばらく使わない。「一時休会」って、できますか?

法人向けオンラインサロン制作なら

オンラインサロンは、使っても使わなくても、一定の月会費を支払わなければならない「サブスクリプション」型のビジネスモデルで運営されます。使わなくても会費を支払うしくみは、スポーツジムや英会話教室などでも、社会的に受け入れられています。

使わないのは自己責任で、運営側に責任がないので、変わらず一定の会費を支払うべきだというコンセンサスができあがっているのです。

最初に高額の入会費を支払うサロンよりは、初期投資が抑えられるメリットがあります。しかし、サロンを使わない(使えない)時期があるにもかかわらず、月会費が引き落とされるのは「もったいない」と感じる人もいるでしょう。

では、使わないとわかっている期間だけ、一時的に「休会」という扱いにすることはできるのでしょうか。

参加メンバーの視点と、主催者側の視点で分けて、検討してみます。

休んでいるイメージ

参加メンバーにとっての「休会」制度

オンラインサロンに参加する期間と、繁忙期やプライベートな事情で参加できない期間があるのが、あらかじめわかっている場合、「休会」を認めてもらえると便利です。

しかし、サブスクリプションという定額サービスの性質上、一時的な休会は認めないオンラインサロンが多いようです。

他のメンバーにとっても、安易に休会を使って休むメンバーがいると、どのように扱っていいか困ります。しばらく交流がなかった人に対して、今までどおりに接するのも難しいですし、現在の話題について過去の経緯をいちいち説明するのも面倒です。

出たり入ったりを繰り返すメンバーがいるだけで、モチベーションが下がる人もいるかもしれません。「いったん退会すればいいのに」という声もあります。

休んでいるイメージ

主催者側にとっての「休会」制度

主催者にとって、メンバーの休会を認めると、余分な事務処理が増えてしまいます。

まず、いったんクレジットカード決済を止める操作や、再開時に決済を再開する操作は、デリケートで間違いがあってはなりません。

そして、再開しても初月無料の特典を適用しない例外処理、休会中に不正にサロンの中を覗けないようにする処理も必要です。また、休会中のメンバーにもイベント告知などを行うのか、また休会中のメンバーからの問い合わせやクレームにも応じるのかどうかも、も判断が分かれます。

もっとも、こうした事務処理が面倒でないと感じる運営者は、休会を求めるメンバーの申し出を認めてもいいのでしょう。ただ、そうでない限りは、主催者にとっての休会制度を設けるメリットは少ないです。

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