ガラスの天井…などという言葉が示すように、社会に無いように見えてまだまだ存在する「女性差別」の風潮。
そんな荒波を見事乗り越え、成功者となった女性主宰者のサブスクリプション型オンラインサロンを、今回は実在の人物を挙げてタイプ別にまとめてみました。
「アイドルファン」をサロンユーザーに、の先駆け 伊藤祐奈さん
伊藤祐奈さんは15歳の時、アイドリング!!!の7thオーディションに合格してメンバーとしてデビューした、超有名グループアイドリング!!!の元メンバー。
アイドル界での抜群の知名度を背に、アイドリング!!!卒業の翌年イベントプロデュース会社を設立します。
プロデューサーとして女性アイドルグループをデビューさせる等の事業を行いながら、DMMオンラインサロンに有料サブスク型サロンをオープン。
内容は非公開ですが、公開されている画像などから会員はほぼ9割男性とみられ、アイドル時代からのファンや、プロデュースした女性アイドルのファンなどが有料ファンクラブ感覚でサロン会員に移行しているタイプのサロンのようです。
歌やダンス、可愛いファッションミーム動画等を頻繁に更新しアイドル活動を行っている女性の場合、こうしたファンクラブ型オンラインサロンを運営すれば主宰者、ファン双方に大変メリットある濃密な時間が過ごせるため、とても参考になる事例です。
CカップをGに「育て上げた」ナイスバディの女王 元鈴木さん
“「努力しないあの子がスタイル良いなんて不公平!」と言わせようの会”…というなんとも長いタイトルのサロンを運営しているのが、女性起業家、元鈴木さん。
大学卒業後、イベントコンパニオン等のアルバイト経験を経て、ファッションメディアSTYLEHAUSのライターになり、女性の美を追求するための方法を説いたブログを次々に発表。
記名記事にファンが付いたことから、月額500円という破格の値段でサブスク型オンラインサロンを開くと、これが大ヒット。
サロン内で自己プロデュースの「元鈴木さんのコルセット」を販売、こちらも好評のようです。
元鈴木さんの魅力は、素晴らしく美しく、自身も経営者で、頼もしい旦那様もいらっしゃるという完璧なプロフィールとは裏腹に、運動大嫌い!ADHDという個性と共存しながら生きてます!等、赤裸々なホンネを女性同士で語れる雰囲気を自然に作れるところ。
自分らしく、でもいつまでも美しくありたい。
女性ならではの欲望を包み隠さず、共感を得て共に歩んでゆく。
こうした姿に、魅力ある主宰者としての一典型を確かに見ることができるでしょう。
一代で100億円企業を作った「はっちゃん」こと 岩本初恵さん
その名も「一代で100億円企業を作った経営者が送る 半年後、最高の自分になる!」を運営する女性起業家、岩本初恵さん。
90年代の終わりに美容関連栄養補助食品を主に販売する会社を立ち上げ、経営と並行して、本社のある佐賀県の地域振興活動や少年院などへの慈善活動を長年行い続け、2013年には天皇陛下より紺綬褒章を授かる等、パワフルに人生を営んでこられた岩本さん。
フェイスブックやインスタグラムでコーチングに関する動画をアップし続け、ファンが増加したことから2019年、DMMオンラインサロンで経営学をテーマとしたサブスク型サロンをオープンしています。
公開されている画像を見ると、サロンユーザーは男女比が半々くらい。
経営学に興味を持つ若手のユーザーを中心に大変盛況のようです。
経営という裏方仕事に邁進している方からすれば意外なのかもしれませんが、そんな主宰者の姿を発信することで学びを得るユーザーも数多くいます。
様々なジャンルで「切り盛り」をした経験を持つ女性にとって、オンラインサロン成功ケースの鑑となり得る主宰者のお一人であることに、間違いありません。