オンラインサロンを運営していくうえで、大流行の波を巻き起こしている作品やそのブームの様子についての知識は必須と言えるでしょう。
時代の雰囲気を捕まえる為にも、これらについて常にアンテナを張っておいて損はありません。
そこで今回は、街を歩いていてそのポスターや告知を観ない日はない「ハイキュー!!」という漫画作品を取り上げます。
ハイキュー！！漫画版
「ハイキュー!!」は、古舘春一さんが描いた高校バレーボールを題材にした漫画です。2012年から2020年まで「週刊少年ジャンプ」で連載され、シリーズ累計発行部数は6000万部を突破しました。アニメ化や舞台化などもされています。
物語の主人公は、日向翔陽という小柄な少年です。日向は「小さな巨人」と呼ばれるバレー選手に憧れて、烏野高校に入学します。そこで、中学時代に惨敗した天才セッターの影山飛雄と同じチームになります。日向と影山は、個性豊かな仲間たちと共に、全国大会を目指して熱い戦いを繰り広げます。
作品の魅力は、登場人物たちの成長や絆、バレーボールの魅力や熱さなどです。日向と影山のコンビプレーである「変人速攻」は、非現実的な描写ですが、それ以外のプレーは現実の試合で使われているものをもとに描かれています。また、作中には宮城県や岩手県の風景や建物などが登場し、地元の人たちにも親しみやすい作品です。
「ハイキュー!!」は、バレーボールに興味がない人でも楽しめる、劇的な青春ストーリーです。登場人物たちの感動や感情に共感したり、応援したりすることができます。作品のテーマは、「強くなりたい」という思いや、「仲間と一緒に戦う」ということです。読んだり見たりすると、自分も何かに挑戦したくなるかもしれません。
アニメ版と漫画版では、細かい描写やストーリーの流れに違いがあります。アニメ版は原作漫画に忠実に作られていますが、一部のシーンやセリフが省略されたり、追加されたりしています。例えば、アニメ版では日向と影山が初めて出会った時のシーンが少し変更されています。また、アニメ版では原作漫画の第28巻から第33巻までが第4期として放送されましたが、漫画版では第33巻の最後には春高バレーの2回戦が終わっています。漫画版では、その後の展開やキャラクターの成長が描かれています。
アニメ版と漫画版のどちらも、ハイキュー!!の魅力を伝える作品です。アニメ版は動きや声が加わることで、試合の迫力やキャラクターの感情がより伝わります。漫画版は細かい表現や描写が豊富で、作者の意図やキャラクターの思考がより分かります。両方を見ることで、ハイキュー!!の世界をより深く楽しむことができると思います。
ハイキュー！！劇場版
ハイキュー!!映画版とは、人気テレビアニメ「ハイキュー!!」の劇場版シリーズです。原作は古舘春一さんの漫画で、高校バレーボールを題材にした青春ストーリーです。
映画版は、テレビアニメの内容を再編集した総集編と、原作の最終章を描く完全新作の2種類があります。総集編は、2015年に「終わりと始まり」と「勝者と敗者」の2作が公開されました²。完全新作は、2024年に「ゴミ捨て場の決戦」と「FINAL」の2作が公開される予定です。
「ゴミ捨て場の決戦」は、烏野高校と音駒高校の因縁の対決を描いた作品です。日向翔陽と影山飛雄のコンビプレーである「変人速攻」や、孤爪研磨の守備力など、両校の個性がぶつかり合います。
「FINAL」は、原作の最終章である「THE FINAL ARC」を映像化した作品です。日向と影山がそれぞれプロのバレーボール選手として活躍する姿や、彼らが再び対峙する場面などが描かれます。
ハイキュー!!映画版は、バレーボールの迫力や感動、キャラクターの成長や絆などを大画面で楽しむことができる作品です。ファンの方はもちろん、初めて見る方でも楽しめると思います。
