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オンラインサロンで、ケンカにならない議論の「作法」

法人向けオンラインサロン制作なら

オンラインサロンは、意見交換や議論の場としても使われます。しかし、日本人は義務教育で、他人と適切に議論し、意見交換をする経験を積んでいませんので、議論が苦手なことが多いです。

しかし、他人に同調してばかりだと、サロンという組織において将来の発展性が狭まります。また、本人もストレスを溜め込んでしまいがちなのです。

そこで、オンラインサロンが建設的な議論の場になるよう、どのような心構えで臨めばいいのかを検討します。

議論の相手を最大限にリスペクトする

相手の存在を尊重すること。それが議論を行うときの基本的かつ最重要のマナーになります。
議論に慣れていないと、自分の意見が否定されることを、まるで自分自身を否定されたかのように、辛く、悲しく受け止めてしまいがちです。

しかし、あなたの意見とあなたの人格は、まったく別です。自分の意見と違う考えを持つ人と、同じ場で向き合えること自体が貴重な体験なのです。

あなた自身の考えを磨き上げるきっかけにもなりますので、まずは相手の存在を尊重しましょう。
「貴重なご意見を、ありがとうございます」と書き込むだけでも、かなり印象はよくなります。
品位を保ちながら議論をしている様子を見ると、他のメンバーも人情にほだされて助太刀したくなるものです。

できれば、議論の相手が主張している話について、その立場を理解する姿勢を見せるようにしたいものです。
「確かに、あなたの意見にはこういうメリットがあります。こういう問題も解決するのでしょう」と、相手の立場を尊重した上で、「しかし……」と崩したほうが、遥かに好印象です。

相手の立場に乗っかってから崩す

相手の主張を無視して、自分の言いたいことばかり書き散らかすことを「水掛け論」といいます。何の解決にも結びつきませんし、発展性がありません。ただ、自分のプライドを守りたいだけです。

ここでは感情的にならず、スマホやPCの前で深呼吸をして冷静になってから、「あなたの主張を貫くと、こういう結果になる」とか「あなたの考え方も一理ありますが、私の主張と矛盾せず、両立できるのではありませんか」と、相手の主張に乗っかった主張をすると、水掛け論を防ぐ建設的な議論になります。

相手にとっては、自分の主張に乗っかられているので、それをむやみに否定すると、自分自身の主張まで否定することになりかねません。よく考えてから反論しなければならないので、相手を尊重しながら相手の反論に負荷をかけることもでき、一石二鳥です。

いずれにしても、怒りや悲しみで感情的に盛り上がらないことが重要です。対面の議論では難しいことも、オンラインでは一息ついて冷静になれるメリットがあります。

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