中小企業庁が、デジタル化・電子化・DXを進めるにあたっての機材の購入やシステムの構築などに幅広く活用できる補助上限額1000万円のものづくり補助金(ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金)を公募する、など。政府のデジタル化・フリーランス働き方改革などの施策にも後押しされ、今、完全所有型オンラインサロン事業に乗り出す中小事業者、個人事業主の方が急増中です。
その背景として上記のような政府のデジタル化推進の後押しの他に、感染症禍によるステイホーム消費増加傾向、オンラインサロンというビジネスモデルで既に大きな成功を収めている事業者が多々見られていることも挙げられるでしょう。
すべてのベクトルがオンラインサロン起業の方向へと向けられている時代といっても過言ではない今、堅実な構想・企画の具現化プロセスを模索する向きもまた、当然ながら増加しています。
今回は新規オンラインサロン構想・着想の元となるアイデアを、人々がどのようにして得ているのか視野を広げてみていきます。
オンラインサロンの構想・着想TOP3
オンラインサロンの構想・着想TOP3
(ビルドサロン調べ)
第3位 もともと継続していた趣味やオンライン活動から
オンラインサロンを企画しようとしたというよりは、もともと行っていた活動の規模が大きくなったり、やりたい内容が増えたため、既存の枠組みよりもオンラインサロンの方が向いているのではないか…という方向性でサロン企画へと進まれる方のパターンです。
オンラインサロンの活用方法もピンポイントで決まっている事が多く、課題としては既存の枠組みからの移行時、ユーザーの戸惑いがないよう説明手法も問われるところでしょう。
第2位 人気のテーマを自分に引き寄せて
主宰者が何らかの専門知識を持っていたり、珍しい職歴を持っていた場合、今はそれを活かしたインターネットビジネスとしてオンラインサロンを選択する向きがあります。
このような知識・職歴だけではブログを書くことはできてもサロン開設の企画までは難しいことが多いため、そこから発展させ、その時々のオンラインサロン界での人気テーマに個性派アプローチで引き寄せてのサロン開設、というケースが多くみられます。
例えば、「元中国深セン金融OLのバリキャリ婚活サロン!」等。
こうしたサロン企画の課題は、人気テーマでの開設はレッドオーシャンとなるので、内容の精査がかなり重要です。
第1位 理想・憧れサロンから着想を得て
そして最も多かったサロン企画の着想方法は、自分がかつて所属していたオンラインサロンや、憧れの超有名オンラインサロンを自分なりに一から企画してみたい、という着想方法。円満なのれん分けケースもあるようです。
このケースの課題は、人気にあやかっての企画なのですから、あまりに本家の雰囲気を壊し過ぎないようにしつついかに個性を出すか、出し過ぎないかの匙加減でしょう。
着想・企画の課題解決には?
どのようなオンラインサロン着想・企画方法にも必ず、良い運営を続けていくための課題が存在します。
こうした課題の解決の為には、なんといってもオンラインサロン施工・運用の専門業者をチームに迎え入れることがよいでしょう。
今は便利なチャット相談や、チェックボックス式の簡単な相談フォームなども用意されているので、ある程度概要が決まったら専門業者に話を持ち掛けてみると良いでしょう。