オンラインサロンを始めるに当たって、必要になってくるのがオンライン回線です。
一重にオンライン回線と言っても、様々な種類やサービスがあり、どれを選んでいいのかわからない人もいます。
一軒家やマンションでも違ってくるので、非常に難しい問題です。
今回は、そんなネット環境とオススメの機材について解説します。
オンラインサロンの配信で使いたいネット環境
ネット環境で一番大切なのは「速度」です。
速度があればあるほど、遅延もなくなりますし、快適なインターネットライフを送れます。
現在、インターネット回線として主に利用されているのは、以下の2つがあります。
- 光回線
- モバイルWi-Fi
一軒家やマンションなどで一括契約している場合は、光回線で間違いありません。
モバイルWi-Fiは個人で契約する「持ち運び可能な」インターネット回線となります。
スマートフォンの回線と似たようなものだと思ってください。
上記を踏まえた上で、個別に解説していきます。
光回線
光回線は現在、様々なな事業所からサービスが提供されています。
NURO光やeo光、ドコモ光など、耳にしたこともあるかと思います。
事業所と契約することで回線を開通し、利用できるようになります。
光回線のメリットは、
- 速度が爆速
- データ通信量を気にしなくていい
この2つになります。
月々使用するデータ通信量を気にしなくていいのは大きなメリットです。
光回線を契約した上で、更に細分化をしてみましょう。
有線LAN
有線LANは、LANケーブルを使ってパソコンとモデムを直接繋ぐ方法です。
この場合、ケーブルで繋がっているので速度の遅延や回線の切断もないので、安定して使用することができます。
反面、LANケーブルが届く範囲内でしか使えないというデメリットがあります。
LANケーブルには「カテゴリ」が設定されていて、数字が大きいほど通信速度が速くなります。
LANケーブルを利用する際は、契約している光回線の速度に合ったものを選びましょう。
無線LAN（Wi-Fi）
無線LANは、LANケーブルを使わずにデータのやり取りを行うネットワーク構築方法を指します。
Wi-Fiルーターと呼ばれる機器を使って、複数台のパソコンやプリンタなどと接続できます。
Wi-Fiは無線LANの認定規格の内のひとつで、現在主に使われている規格です。
パソコンを好きな場所で回線に接続できるのは強みですが、通信が不安定なため、回線の切断や遅延が起こります。
無線LANには2つの電波があり、
- 2.4GHz（Gと表記される場合あり）
- 5.0GHz（Aと表記される場合あり）
と一見して非常にわかりにくいのですが、周波帯が違います。
それぞれの違いとしては、
- 2.4Ghz：通信が不安定になりやすいが、電波が遠くまで届く
- 5.0GHz：通信が安定するが、壁や天井などの障害物に弱く、遠くまで届かない
以上のように、一長一短となっています。
オンラインサロンを配信する際に、Wi-Fiルーターから見てどの距離にいるのかを考えて周波帯を選ぶようにしましょう。
どうしても遠いようなら、Wi-Fiの子機を使って電波を中継したり、メッシュWi-Fiと呼ばれる、家中に電波網を作成する機器もあります。
- BUFFALO（バッファロー）
- NEC
- ELECOM（エレコム）
以上の国内メーカーは、低価格なモデルからハインドモデルまで幅広く製品があり、かつ高機能なので、この三社から選ぶと間違いないでしょう。
電波状況などは各家庭によって変わってくるので、実際の環境に合わせて選びましょう。
モバイルWi-Fi
家に回線を引かず、個別に回線を手に入れる方法もあります。
それが、モバイルWi-Fiです。
スマートフォンよりも小さなサイズのWi-Fi機器を使ってネット回線を利用します。
モバイルWi-Fiは各社がサービスを提供していますので、サービス期間中に契約するとお得に利用ができます。
スマートフォンのテザリングも同じような機能です。
家や外出先など、場所を選ばずにネット回線を利用できるのは大きなメリットですが、データ通信量には制限のある場合がほとんどです。
毎日フルに使うには物足りなくなる上限を設けられているので、メインで使うのではなく、外出時の配信など場所を選んで使うのをオススメします。
オンラインサロンで使いたいのは光回線
オンラインサロンを運営する場合、生放送での配信やコンテンツの発信に使うなら、光回線を契約した方が良いでしょう。
可能であれば有線のLANケーブルを使って遅延なく利用するのが一番ですが、家の都合上難しい場合は、Wi-Fiルーターを導入してみてください。
一軒家では電波がなかなか届かないといった状況も多々起こります。
Wi-Fiの子機など電波を中継できる機器を利用すれば、誰でも簡単にインターネット回線を接続できます。
落ち着いた場所でオンラインサロンを運営するためにも、一度検討してみるのをオススメします。
