大型ショッピングモールやホームセンターに行けば、必ずと言っていい程出くわすのが子猫や子犬、鳥などの生体販売を行うペットショップ。
子ども達が、ガラス越しに可愛らしい動物のしぐさに目を輝かせ…といった日常の風景に、目を細めたご経験はどなたにもあるのではないでしょうか。
しかし、今このペットショップの在り方を始め、日本のペット問題が顕在化しているのをご存じでしょうか。
益々大きくなるペット問題に、果敢に取り組んでいるオンラインサロンを追います。
ペットの生体販売、どこが問題?!
ペットショップに立ち寄った経験がある方なら思い出して頂けるでしょう。
こうしたペットショップで売られている動物は、そのほとんどが「生後3か月以内」の若いものです。その理由は、やはり愛くるしい見た目から、衝動買いをする顧客が非常に多いからだそう。
では、売れないまま、どんどん年を重ねた動物はその後どうなるのでしょう?
悲しいことですが、その多くは保健所での殺処分に回されているというのです。
販売するために、可愛らしい見た目の小さい個体を次々に繁殖させ、店頭である程度大きくなってしまったら殺処分する…このような販売の為の命のベルトコンベアとも呼ぶべき仕組みによって、あの可愛らしいペットショップの店頭の光景は作り上げられています。
動物愛護の観点から、こうした販売方法を法律で規制しようという動きが全国で高まっています。
フランスでは、2024年以降は生体販売のペットショップの営業が法律で禁止となります。
アメリカでも、州ごとに規制が強まってきており、すでにシカゴやボストンなどいくつかの州では禁止、次々に禁止の州が増加中です。
最初に上げた問題の他にも、ペットの生体販売は輸送中の死亡や捨て犬や捨て猫など、多くの問題の根源とされており、日本国内でも海外に倣って今後規制が始まる可能性があります。
動物愛護精神の高い人々が集って運営を開始したオンラインサロンで、こうした動きを政府に届けようと、声を上げている傾向が全国で強まっています。
保護犬、保護猫たちの命を繋ぐ動物愛護オンラインサロン!
動物病院や、保護犬・猫カフェといった事業主が中心となった動物愛護オンラインサロンが増えています。
こういったサロンでは、上に挙げたような動物たちを取り巻く環境・行政の問題への啓蒙と共に、寄付を募り、動物たちを守るための活動経費に充てるなど、オンラインサロンの強みを活かし、物言えぬ動物たちをしっかりと社会全体で保護していくためのムーブメントを実行しています。
今では、いわゆるインフルエンサーと呼ばれる人々の間で、「保護犬・猫」を家族の一員として迎え入れ飼っていることを公言する人も増えてきました。
こうした動きは今後日本全国でますます広がっていくことが予想されます。
貴方も、もしも動物たちの問題に「なにか小さなことでも具体的に」…との想いがあるならば、是非動物愛護オンラインサロンの門戸をたたいてみてはいかがでしょうか?
志を同じくする、心優しき、強き友との頼もしい連携が見つかることは請け合いです!