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いい主催者は、オンラインサロンで盛り上がっている会話を確実に捕まえる

法人向けオンラインサロン制作なら

オンラインサロンの運営で難しいのは、多くのメンバーを集めることと、メンバー同士の会話を盛り上げることです。

多くのメンバーを集めること自体は、ある程度は技術的にカバーできます。リストや人脈の多い主催者なら、そのつてを辿って、数を打って告知をすることで、その中で参加してくれる人も現れます。集客の予算があれば、Web広告を売ったりアフィリエイターの協力を得たりして、メンバーを集めることも可能です。

ただ、集まったメンバーの参加率を上げて、オンラインサロンの雰囲気を盛り上げるのは、お金や人脈、技術だけではカバーできないところがあります。

しかし、主催者としての心構えやコツはあります。それは「少しでも盛り上がっている会話を見逃さない」ことです。

大勢での会話のイメージ

盛り上がっているテーマこそ、サロンメンバーが求めていること

マーケティングを学んだことのある方ならご存知でしょうが、商品やサービスを開発するアプローチとして、自分が作りたいものを作って提供する「プロダクト・アウト」と、顧客が潜在的・顕在的に求めているものを提供する「マーケット・イン」です。

オンラインサロンで提供して、盛り上がらなかったりスベったりすることが多い企画は、決定的に「プロダクト・アウト」の場合です。いくら、主催者の実績や信頼、人柄を慕って集まったメンバーだとはいえ、主催者のアイデアを無条件に支持する人は少数です。

だからといって、サロンメンバーにアンケートを募っても、なかなか「これといったアイデア」は出てこないものです。その点、自然発生的に盛り上がった対話には、メンバーが潜在的に求めている欲求が含まれているものです。

その小さな火種(チャンス)を見逃さず、息を吹きかけて炎を大きくし、楽しく演出させていけるのが、オンラインサロンの盛り上げ上手の主催者です。

ただし、主催者が会話の主導権を奪わないように気をつけてください。せっかく盛り上がっていた火種が、たちまち沈静化してしまいます。

イベント開催のイメージ

イベントなどで具体化する

オンラインサロン上で盛り上がったテーマがあれば、オフ会やイベントなどで具体化し、形のあるものに仕上げていけると、その企画に乗っかるメンバーも増えてくるものです。やはり、オフ会やイベントは写真や動画に撮って、集客に使うこともできますので、新たなメンバーの呼び水にもなります。

この場合も、主催者だけでイベントを勝手に立ち上げないように気をつけましょう。サロン内で会話が盛り上がっていた最初のメンバー達にも、必ず相談しなければなりません。そうでなければ「手柄の横取り」になり、主催者はサロン内での人望を失うおそれがあります。

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