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オンラインサロンの新機軸、 「サロン内サロン」の作成について

法人向けオンラインサロン制作なら

一般的なスクールやセミナー、社会人塾の類いですと、「主催者→生徒」という一方通行の情報提供となりがちです。「偉い講師」「習うセミナー生」という立場が固定されがちですので、秩序を維持するためのルールが多く、雰囲気も硬直化しがちです。よほど講師の講義内容が魅力的でない限り、生徒側の可能性が閉じられてしまいがちです。

その点、オンラインサロンは同じような教育・学習コンテンツを扱うにしても「主催者⇔生徒」という双方向の情報共有が行われます。主催者も生徒から学ぶなどの柔軟なチャンスを得られて、主催者が自分自身で最新情報を集めるなど、さらに高い次元へ発展させていけます。

また、オンラインサロンの中に、生徒同士で小さなコミュニティを作れる「サロン内サロン(サロン内コミュニティ)」の設置を受け入れる運営方法も注目されています。

池の中に自分の縄張りを持つイメージ

サロン内サロンの可能性

オンラインサロンは、主催者を含むすべてのメンバーが、個別に自由に繋がれるというシステム上の優位性があります。

特に教育系・資格取得系・ダイエット筋トレ系のオンラインサロンですと、気の合う生徒同士、あるいは進度(レベル)の近いメンバーが集まって「自主勉強会」「ゼミ」などを組むのも意義があります。

もちろん、主催者が必要と思われる小さなコミュニティや進度別カテゴリなどをあらかじめ用意することもありえます。しかし、メンバーの中から自然発生的に立ち上がった「サロン内サロン」をどんどん認めたほうが、主催者に管理されているイメージが薄れて、自由な雰囲気が広がりやすいです。

任せてくださいのイメージ

コアメンバーを尊重して、運営を任せる

サロンをいつも盛り上げている主要メンバー(コアメンバー)の中に、「サロン内サロン」の運営を希望する人がいれば、ぜひ積極的に任せましょう。

オンラインサロン全体のルールは、主催者が主導権を握ってつくることもできますが、「サロン内サロン」のルールにまで主催者が口出しをすると、メンバーのやる気を損なうおそれがあります。よほどひどいクレームが出てこない限り、「サロン内サロン」の運営者に権限を委ねるべきです。

ひょっとすると将来、「サロン内サロン」のリーダーが、別のオンラインサロンを立ち上げて独立することもありえます。

独立の前に、もし主催者が「サロン内サロン」を冷遇したり、むやみに干渉したりしていると、新サロンに既存メンバーを奪われるなどの報復を受けることもありえます。そうでなくても、「サロン内サロン」とは常に良好な関係を保っておくことが重要です。

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