2012年に本格始動した写真・ショート動画投稿中心のSNS、Instagram。
その後様々な機能の改定が施され、今ではこれなしにはwebマーケティングは語れない、という最大級コミュニティです。
今回はこのInstagramについて、オンラインサロン入会へつなげていくにはどうすればいいか、という視点から見ていきましょう。
競合アプリ出現による怒涛の新機能リリース
まず特筆すべきは、Instagramに次々と追加された新機能の特徴です。
・NFTをシェアできる「デジタルコレクティブル機能」
NFTを指定のウォレットを通して、インスタグラムのアカウント同士の間でシェアできる機能です。
しかも、この機能を使用しても手数料は取られないので、通常通りウォレットのガス代のみでやり取りができるそうです。
・企業とチャットで商品購入のやり取りができる機能
音声通話ではなくLINEのようなチャットツールでやり取りしながらのライブEコマースが可能になります。
・写真のリミックスなど「リール」で使える機能を新たに追加。リールの尺が最大90秒に延長
商品などのプロモーションがさらに便利になります。
・お気に入り投稿をプロフィールに固定できる機能
この機能は、事業者アカウントにとって何気ないことのようで非常に大きな機能です。
ほとんどの事業者が、最も訴えたいモノ・͡コトは一つの投稿で集約できるはず。
それを常にトップに掲げておけるのは繰り返し表示効果も見込め、大きいです。
・インスタライブにモデレーター機能を導入
モデレーターとは、ライブ主とは別のアカウントが、そのインスタライブの参加者を統括できる制度です。具体的にはコメントを非表示にしたり、ライブから退出させたりする権限を持つことができます。
事業者がインスタグラムを活用する場合、このモデレーターはほぼ社内の人間が担当することになるでしょう。
ライブ中の治安が保て、一層安全に活用できるようになっています。
ハッシュタグを適切に活用し、定期的な投稿を継続しよう
様々な機能が追加されたインスタグラムですが、アルゴリズムの基本である
・既存フォロー、いいねに基づく表示
・ハッシュタグで関連表示
という基礎的環境は変化していません。
インスタグラムのユーザーから自分のプロダクツやオンラインサロンへの誘導を行いたい場合、とにかく根気よく定期的に良質な投稿を継続していくことが第一です。
そして、ターゲットを意識し、流行しているものの中から自分のプロダクツやオンラインサロンに関連するハッシュタグワードを常に見つけ出し、根気よく添付し続けていくことが求められているでしょう。
検閲が厳しいのも特徴
インスタグラムは、他のSNSと異なり「12歳以上が利用できるアプリであり続ける」ことに重きを置き、過激であったり性的であるとみなされる投稿に対する対処がかなり厳しいです。
たとえ女性向けの下着やボディポジティブのメッセージであっても、検閲の対象になりえるので、恋愛系やアンダーウェア等関連がありそうなプロダクツを扱う事業者はこの点特に注意が必要でしょう。