大型トラックの運転手といえば、一昔前は筋肉りゅうりゅうの男の世界…でしたが、皆さんご存知の通り近ごろでは女性にもこの職業を選ぶ方が増えてきました。ましてや中・小型トラックの配送業では、かなりの割合で女性ドライバーさんを目にするようになりましたよね。
また、建築業や、警察官・消防士。果ては海上、航空、陸上自衛官にまで。以前は男性しか居ないと考えられていた業界で活躍する女性も、たびたび報道番組等で話題に上るようになりました。
今回は、こうした頼もしい「ガテン系女子」の皆さんが、何故サブスクリプション型オンラインサロンとの相性が良いのかを見ていきましょう。
「特別扱い」を逆手に、したたか女子の強み
いくら過去に女性の占めるパーセンテージが少なかった職業に就いているからといって、公の場や仕事の場で”女性○○”、”美人○○”…等と殊更強調されてしまうのは気分がよくない!ハラスメントに繋がり兼ねない!と、感じている女性は多いでしょう。
勿論今の時代、職業に性別等関係ありませんし、純粋に適性や能力で選ばれ、評価されるべきなのは極当たり前の事です。
しかし、オンラインサロンという現場はそういった仕事上の差別とは全く異なるレイヤーのもと、あくまでも演出として“珍しい存在であることそのもの”をバリューに変換できる、いわば2・5次元の場。
実際の仕事上の扱いでは一切特別扱いを受ける事なく、自分のサロンを必要としている見込み顧客のみに対して、見つけて貰いやすくする手段としてあえて「出る杭」になってみせる。
そんなしたたかで潔いガテン系”女子”たちのサロンに、性別の枠を越えて多様な仕事の世界で活き活きと能力を羽ばたかせたい!という現代女性がむしろ魅力を感じ、続々と集っている事は自然な成り行きだと言えます。
女子を強調しても敵が増えない?サロンだから納得!
オンラインサロンという場は、価値観、そして志を共にする仲間だけに発信することができる環境が整っているので、たとえユーザーを募るために”女性”であることを強調したとしても、一般の公開SNSのように、活動中に余計なチャチャが入ることはありえません。
ジェンダーやハラスメント問題、女性の社会進出の問題は確かに社会にとっては重要な事ではあります。
しかし、同じ仕事をしている女性たちだけで集まり、男性の目が無い場所で女性だけの悩みを相談したり、問題の解決方法をブレインストーミングしたり、あるいは職業ならではのグルメ情報などで交歓したいとき、オープンなSNSにおいて好奇心や女性への好意で近づいてくる男性たちや、立場を異にする女性たちなどから巻き起こる無意識の論争は正直ジャマでしかない…そう感じるユーザー層は思いのほか厚く。そのほとんどが今、「オンラインサロン」という新たなステージへと進み始めているのが現状。
先に言及した大型トラックの運転手さんが荷揚げの前に時間調整で身体を休める待機所。最近では、現場によっては女性のドライバーに配慮した「女性専用待機所」ができていて、非常に好評を博しているそうです。
そのような感覚で、建築業、運送業を中心としたガテン系女子たちが今、オンラインサロンという仕組みを最大限に活用し、全国で地域の枠を超えて多彩な活動を繰り広げているこの現象は、益々活発に広がりを見せていくことでしょう。