中国の富裕層の若者を中心として広まったSNS、TikTok。
オンラインサロン運営者として、TikTokの上手な活用法を学んでおきましょう。
他SNSには無い【レコメンド機能】を理解する
TwitterやInstagramでは、フォロワーを増やすことで「見てもらえる」回数も増えていく可能性があるのですが、TikTokではその点が大きく異なります。
その時、その時に流行しているタグやBGMを素早くとらえ、それを使った投稿をいかにたくさん上げていくかが、再生回数に繋がってきます。
何故なら、TikTokならではの機能【レコメンド】というものが自動的に動作しているので、一つの動画を見ると、それと関連した動画が自動的に次々におすすめされてくる仕組みになっているからです。
自分がやりたいことだけをやっていても、何度も何度も自分がブームの仕掛け人になれるほどの天才的なTikTokセンスが無い限り、再生回数は伸びないままです。
毎日、かなり早いスパンで変化する流行を確実にとらえ、すぐに関連したアイデアを動画にして上げ続けていく。
反射能力が問われてきます。
ダラダラ長い動画は見られない
伝えたいことがたくさんあっても、素材がたくさんあると考えていても、TikTokでは15秒~どれだけ長くても40秒ぐらいまでの動画に収めることが大切です。
言い換えると、短い中でいかにインパクトを毎回つけるか。起承転結でおもしろくできるかが勝負を分けます。
おもしろさ、美しさ、意外性、ノウハウ系。自分のオンラインサロンのテーマのコンテンツの中から、”短く”アピールする事が可能な強みを抽出し、とにかく旨味をギュッと濃縮して伝える努力を惜しまないことが求められます。
長いだけで失格とみなされる。
その位の意識で臨んだ方がよいでしょう。
「若い」ターゲットには最も人気の媒体
TikTokのユーザーは自分たちが若者であることを意識しており、むしろ、年配のユーザーが多いSNSから逃げるようにしてTikTokに集まっているような側面すらあります。
だからといって、30代、40代のTikTokerの人気者もいるにはいるのですが、彼らはみな「精神が若い」人たちばかりだと言えます。
見た目や実際の年齢が若いかどうかというよりも、「ティーンのような立ち位置で、今、この瞬間を生きているかどうか」が常に問われ続ける、ある種哲学的な若さが強く求められるのがTikTokの世界観です。
少しでも、「世代の落差」を感じさせてしまうような雰囲気はかなり忌み嫌われると考えておく方がよく、自分自身に年齢を問わずトラディショナルを好む要素が濃いと感じていたり、週単位で変わり続ける流行を延々と追い続けることが少しでも辛いと感じるのであれば、無理に自分自身で更新を続けるよりも、20代前半くらいまでの信頼できるスタッフにTikTok部門を任せた方が適任だと言えるでしょう。