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小規模事業者も知っておくべき!?わかる!NDA(秘密保持契約)解説

法人向けオンラインサロン制作なら

事業としてオンラインサロンを運営する主宰者は、様々な契約を関係先と締結することになります。

中でも、一昔前と比較して一層諸情報の取り扱いが重要視されている今日、ひときわ注目を集めているのがNDAという契約。

今回はこのNDAー秘密保持契約について、オンラインサロン運営を行う立場からしっかりと理解できるように皆さんと一緒に見ていきたいと思います。

注目の契約項目「NDA」のキホンはこれだ!

NDA-秘密保持契約とは、ある業務を社外の人々と協力して行う場合、業務上知り得ることになるであろう社内の情報をプロジェクト外に漏らさないために、情報の取り扱い範囲について明確にし、漏えいや不正利用を防ぐ目的で締結する契約です。

見落としちゃダメ!NDAの契約書に必要な4つの項目

NDAの契約書を作成する際、絶対に明記するべき4つの項目がありますので、こちらをしっかりチェックしてください。

1:契約書で守られる “情報” とは何かを明記

当然のことですが、ぼんやり「社内情報を守る…」ではいけません。〇〇プロジェクトにおける▲▲データの数値を…等、範囲を明確に記載しましょう。

2:対象期間を明記

双方がこの契約によって縛られる期間を明記します。

3:秘密保持の義務を負う本人氏名を明記

他の契約書でも共通ですが、契約義務を負う側、負わせる側の氏名、身元を明記しましょう。

4:万が一、契約が破られてしまった際の損害賠償の可否を明記

ここで締結した契約が破られてしまった際の損害賠償責任を明記しましょう。

安全・安心なオンラインサロン空間を創造するために

今回は、今最も注目を集める業務上契約といわれるNDAについて詳しく見ていきました。

異なる業種で正社員として働き続けながら、副業でオンラインサロン運営に乗り出す方が急増しているこの時代。

個人事業主として新たに知っておくべき経営上の知見はたくさんありますが、中でも今回のような「情報の取り扱い方」については、まさに日進月歩で常識も変わり、条例や法律がアップデートされています。

オンラインサロン主宰者の大切な役割は、何を置いても利用者の皆さんが安心して、安全な環境でサロンを楽しめるように配慮すること。その為に、こうした情報管理に対する知識のアンテナはしっかりと張っておきたいものですよね。

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