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オンラインサロンで、議論を活発にするためのルール作りとは?

法人向けオンラインサロン制作なら

オンラインサロンで、いろいろなアイデアや企画を提案したのに、あまり書き込みが入らずに、困ったことがある主催者はいらっしゃいませんか?

オンラインサロンが盛り上がらないのは、多くの主催者に共通している悩みです。

サロンメンバーの書き込みを促すことに限らず、「人を動かす」ことは、リーダーにとってとても難しい行為です。

放置しておくと、退会メンバーが増える原因にもなりますから、早めに対策をとらなければなりません。

ROM専(書き込まずに読むだけのメンバー)にまわるメンバーが増えすぎると、書き込む人が減り、書き込みをあまり読めないROM専にとっても得るものがなく、退会が増える……という悪循環となるのです。

では、オンラインサロンに書き込みが増えて、議論が活発になり、盛り上げていくために、どのようなルールを設ければいいでしょうか。

反対デモのイメージ

「反対意見を書いてはいけない」というルールは適切か?

「炎上するかもしれない」「笑われるかもしれない」と、書き込みをためらってしまわないよう、「メンバーの書き込みに対して、否定的なことを書かない」といったルールを設けているオンラインサロンもあるようです。

その場が、いろいろな事情によって現実社会にひどく傷ついている人々にとっての「駆け込み寺」のような役割を果たすオンラインサロンなら、「反対意見禁止」にも意味があるかもしれません。

しかし、そうでなければ、反対意見があってこそ、そのオンラインサロンのテーマについて、多面的、様々な角度からのモノの見方が場に出てくるので、メンバーみんなにとっても有益です。

反対意見は、議論を活発にする上での「華」のようなものです。ただ、その反対意見が相手を力尽くでねじ伏せようとするものであっては、議論がそこで止まってしまうか、ケンカになってしまうなど非生産的な書き込みになるかの、どちらかです。

議論を活発にするためにも、最低限で「相手の意見を一部尊重する」「相手を攻撃する目的で物事を決めつけて書き込まない」「反対するときは、必ず質問形で尋ねる。あるいは代案を出す」などのルールを設けて、様子を見てみましょう。

対等に参加するイメージ

主催者は、どのように議論に参加すべきか

シンプルの情報や結果報告などのスレッドの中で議論や討論が繰り広げられると、メンバーが動揺しますし、次の書き込みが入りにくくなります。

テーマを設けて議論するスレッドを別に設けて、そこへ誘導するようにしましょう。

ただ、主催者だけは、どちらか片方の立場に立って議論するのでなく、自分の意見を述べつつも、必ず反対側の立場を尊重するようにしましょう。

オンラインサロンが派閥で分かれて亀裂が生じてしまわないためにも、むしろ、反対意見のほうを手厚くフォローするぐらいでちょうどいいのです。

自分の意見を言わず、両論併記で、すべての意見を立てる書き込みをする主催者は、一見すると公平ですが、それはそれで、メンバーらに「距離感」を感じさせ、場が冷めてしまうものです。

公平なレフェリー役も、オンラインサロンの主催者にとって重要ですが、やりすぎには気をつけたいものです。

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