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これからの地方創生はNFTと共に?!~地方自治体webサイトNFT活用術

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将来にわたって活力ある日本社会を維持していく為に、少子高齢化の進展に的確に対応し、人口の減少に歯止めをかけ、東京圏への人口の過度の集中を是正し、それぞれの地域で住みよい環境を確保していく官民共同の活動「地方創生」。

NFTは、こうした地方創生活動にも一役買っています。

限界集落と呼ばれて

皆さんは、あの美しい「錦鯉」が、日本のどこで最初に品種改良されて生まれたのかをご存じですか?その答えは新潟県山古志地方にありました。

約200年前。

突然変異でこの地方の池に生まれ出たこの世の物とも思えぬほど美麗な鯉、それが、今現在世界中に愛好者がいる錦鯉のプロトタイプです。

美しき変異種は、山古志の住民によって大切に飼育され、増やされて、200年の時をかけて今の錦鯉文化が作られてきました。

素晴らしい歴史と文化を持つ山古志地方ですが、自然災害や少子化の波を受けて、いまやなんと人口わずか800人。高齢者が過半数を占め、限界集落と呼ばれるまでになってしまっています。

地方創生NFTプロジェクトがこの地に立ち上がったのは、2021年12月。

錦鯉をテーマにしたNFTは、アートのみならず、NFTプロジェクト全体の村民投票に参加できる「電子住民票」としての役割も持っています。

世界で人気が高い錦鯉をアイコンとして、電子の世界で凛々しく、美しく創生に向け動き始めた山古志地方。

プロジェクトは華やかさと活気の中で日々息づき、世界から送られた熱気は新潟の雪深い山古志の地に確実に根付き始めています。

温泉むすめがNFT界にも進出

2016年11月に開始された、日本全国の地方に存在する温泉地に、それぞれ萌えキャラを配置し、盛り上げていこうというプロジェクト「温泉むすめ」。

イベントのみならず、webラジオやゲーム、漫画、アイドルソングのリリースなどその活動は多岐にわたってファンを楽しませ続けています。

2021年5月、ファン待望の温泉むすめNFTリリースが発表されました。

地方の飲食店をNFTで応援できる時代

新型感染症禍で傷ついた地方経済を活性化するため、2022年2月。NFT業界数社がチームを組み、あるプロジェクトを始動させました。

その名は「飲食店スポンサーNFT」。

日本の地方都市には、土地ならではの食材や水を活かした素晴らしい飲食店文化がそれぞれに花開いていますが、遠方にいて常にその飲食店を応援できる手段はなかなかないのが実情でした。

飲食店スポンサーNFTは、店舗と顧客それぞれの要望をマッチさせた全く新しい飲食店応援への取り組み。

飲食店がMintしたNFTを購入し、そのNFTをプロモーションすることで店舗の知名度も上がります。

そして、NFTへの注目が高まり、他の応援者がそのNFTを再購入すれば、発行元である飲食店店舗にも利益が還元されるという仕組みです。

NFT Ownや売買の楽しみを、普段は行けない故郷や旅行先の大好きな飲食店応援に繋げられる…

こんなNFTと現実をリンクさせた楽しみ方も、今後ますます増えていくことでしょう。

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