小学生が夏休み自由研究で作ったNFTが数百万円で売れた…等、夢のある話が多々ニュースになったNFT業界。
是非、自分も参入してみたいという方もいらっしゃると思います。
そこで、今回はどうすれば自分でNFTを作成できるのか?を解説します。
NFT作成には特別なプログラムの知識は不要
意外に思われるかもしれませんが、NFTを作成する際に3Dモデリング等の専門的な知識や技術は必要がありません。
冒頭に挙げた小学生が夏休みに作成したNFTは、デジタルアート描画ツールを使って作られたものですが、そのようなツールを使用しなければならないわけではありません。
今まで通り、iPhoneで撮影した画像素材や、ショート動画。画用紙に色鉛筆や水彩で描いた絵でも、原稿用紙に万年筆で手書きしたテキストであっても、どんな素材でもNFT化することは可能なのです。
ただし、もちろん、手書きの物などの物理的マテリアルの場合、最終的にデジタルデータに変換してあることが条件です。
NFT化できるデータ形式は、現在のところpng、jpg、gif、mp4、mov、mp3、wav、txt、pdf、psd、ai、URL等であり、これをご覧いただいてお分かりのようにほぼすべてのデジタルデータが、現状NFT化することが可能となっています。
早速NFTを作ってみよう!
自分でNFTを作成する際に、最初に厳格に注意しなくてはならない事があります。
それは【そのデータの著作権を自分が有しているかどうか】。
他人が著作権を所有しているデータを勝手にNFT化し、売りに出したりしてしまった場合、最悪裁判を起こされ、賠償金を支払うことになります。この点は厳密に注意しましょう。
さて、上記の点の確認が終われば、いよいよNFT作成の実行です。
ここでは、最大手プラットフォームOpenSeaを例に挙げてご説明します。
1:OpenSeaにログインした状態で右上のCreate、もしくは中央の作成をクリックします。
2:表示されたページで、データの選択とアップロードと、内容の記入を行います。このとき、説明文はできる限り詳しく記入しましょう。
3:内容に間違いがないか確認出来たら、Editボタンを押せば、NFTは完成です。
4:もし、そのまま売りに出したい場合には「売る」をクリックします。
いかがでしたか?想像よりもかなり簡単に作成できるので、驚かれた方もいらっしゃるかもしれないですね。
これからのインターネット社会で様々な形で大活躍しそうなNFT。貴方も、自分オリジナルのNFTを一つ所有してみてはいかがでしょうか?