せっかく作ったオンラインサロンで、参加者がなかなか集まらないとき、あるいは、参加メンバーが集まっても、なかなかサロンが盛り上がらなければ、「自分に人気が無いせいだろうか」と悩んでしまいがちです。
芸能人などの著名人が運営するオンラインサロンと比較して、がっくりと落ち込むこともあるでしょう。
サロンを主催する以上、よそのサロンの関係のない人気者と比べる必要はまったくありません。あなたには、あなただけの魅力が必ずあります。それが参加者にうまく伝わっていないだけなのです。
あなた自身の「ギャップ」を探してみましょう
ファッション誌などでカッコよく映る美人モデルや、実績が豊富で凄い結果を出しているサロン運営者が、実際には気さくで楽しい人柄だと、熱量の高いファンが集まりやすいです。
社交的で、誰とでも打ち解ける人が、じつは学究肌でひとつのテーマをとことんまで追求する性格だと、やはり興味深いです。
完璧で隙がないイメージの人が、自分から欠点や失敗談をさらすと、それも魅力に繋がりやすくなります。
つまり、ある人が人間的な面で、最も魅力を引き出しやすいのは「ギャップ」を作ることなのです。
性格や人柄の「振れ幅」が大きければ大きいほど、それは人間性の奥深いイメージに結びついて、魅力的に映ります。
もし、主催者のあなたのプロフィールが、おもしろみがなく、平板で通りいっぺんの内容になっているようでしたら、その内容とは反対側にある「意外な一面」がないか、必ず見直してみましょう。もし、自分自身で「意外な一面」に気づけなければ、家族や親友などに尋ねてみるのも有効です。
ただし、「実は、だらしない」「実は暗い」「実は愚痴っぽい」などのネガティブなギャップは逆効果となりますので、注意しましょう。
参加メンバーの魅力を、素直に伝える
主催者の自己アピールが適度な範囲に収まっていればいいのですが、アピールの度を超せば超すほど、本人の魅力は下がっていきます。
サロンの主催者が、サロンメンバーの魅力を言葉にして伝えられると、それは「器の大きさ」を示すことにもなり、魅力の向上にも繋がります。
自分よりも他人を先に尊重できる人物には、自然と人が引き寄せられてくるものです。
サロンメンバーは、気づいたらどんどん褒めていきましょう。たとえお世辞だと受け止められても、それを不快だと感じる人はいません。もちろん、1回や2回で済ませず、継続的に他のメンバーの魅力を素直に伝え、感謝を言葉にしましょう。
やや高等テクニックですが、付き合いの長いメンバーに対しては「けなしてから(いじってから)褒める」と、褒め言葉の効果がより増幅されます。