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オンラインサロンなら、「生煮え状態」のアイデアも議論できる

法人向けオンラインサロン制作なら

常に変わっていき、ずっと完成しないけれども、改善を繰り返していくコンテンツを「永遠のベータ版」と呼ぶことがあります。

「ベータ版」は、正式版をリリースする前のお試しバージョンという意味です。ソフトがCD-ROMなどのパッケージで売られていた頃に頻繁に使われていた言葉です。

ただ、常に改善し、更新させていく、FacebookやYouTubeのような現代的SNSプラットフォームは、「永遠のベータ版」と呼ばれることが多いです。

オンラインサロンも、いわば「永遠のベータ版」だといえますし、永遠に未完成です。むしろ、ずっと完成しないからこそ、メンバーが参加し続けてくれるのかもしれません。

この記事では、未完成の「生煮えアイデア」こそ、オンラインサロンに投げてみることを提案しています。

提案しているイメージ

最初のうちは、「完結」と「生煮え」を共に提案してみる

構築したばかりのオンラインサロンには最初、何もありませんので、主催者が率先して、テーマに合った文章・画像・動画・音声・スライドなどのコンテンツを投稿していくのが有効です。

会費を徴収するわけですから、メンバーが少なく、会話が盛り上がっていないサラの状態のオンラインサロンを提供するのは不誠実です。

ただ、ある程度のメンバーが集まってきたら、まだ固まっていない「生煮え状態」のアイデアをオンラインサロンに投稿してみると、化学反応が発生し面白いことが起きるかもしれません。そのアイデアの切り口がユニークで、今までにない感覚があれば、一気に場が盛り上がることがあります。

もっとも、メンバーと主催者の間で信頼関係が築かれていない段階では、「生煮えアイデア」のみを放り込んでも、コメントはなかなか付かず、場が冷えたままです。信頼関係は目に見えませんが、ふとしたきっかけで明らかになります。

ブレインストーミング感覚の「生煮えアイデア」に対するサロン内の反応が、信頼関係を図るバロメーターになりえます。

隙間を繋いでいるイメージ

「余地」があるからこそ、人は参加したくなる

たとえ信頼関係が築かれていても、ほとんど完成しているアイデアに対しては、大半のメンバーが「賛成」のリアクションしかできないものです。

せっかく、オンラインサロンという双方向コミュニケーションの場があるのに、主催者が完成形のアイデアを出すのは、オンラインサロンの機能を活かせていません。

ツッコミや口出しをしたくなるような「余地」がある投稿だからこそ、人々はコメントしたくなるのです。

主催者とメンバーの間で、信頼関係がしっかり構築されていれば、ほとんど思いつきレベルの「生のネタ」に対しても、楽しくリアクションして盛り上がるものです。

そこには、主催者の個性がきっかけ程度にしか含まれておらず、他のメンバーが関わって、組み立て、変化させていく「余地」がたっぷりあるからです。オンラインサロンでの話し合いは、部外者が足を引っ張ってきて炎上するリスクがほぼありません。会費を支払って参加し、身元が分かっているメンバーのみで安心して建設的な議論ができます。

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