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オンラインサロンは、「価値観の近い人々のコミュニケーション」に対価を支払うビジネスモデル

法人向けオンラインサロン制作なら

インターネット上で、有料で出回っているものは、実は種類が多くありません。Amazonや楽天市場、ヤフーオークションなどに代表される「ネット通販」が最も早く発展しました。

その次に隆盛したのが、ノウハウなどの形がないデータを売る「情報商材」「有料メールマガジン」です。

オンラインサロンも、形がないものを販売している点では、情報商材や有料メルマガに近いものですが、決定的に異なるのは「コミュニケーション」の機能が重視されている点です。

もちろん、情報商材や有料メルマガの発信者と、メールなどで最低限のやりとりをすることができるでしょう。ただ、情報商材や有料メルマガの購読者同士でコミュニケーションを取る機会が、どれほどあるでしょうか。

つまり、オンラインサロンは、「コミュニケーションを売っている」と考えたほうが、集客や運営は上手くいきやすいです。具体的にみていきましょう。

体験的イベントのイメージ

オンラインサロンは、「体験」を売っている

オンラインサロンの運営で大事なのは、「主催者からメンバーへの情報提供・情報発信・自己表現」に張り切りすぎないことです。主催者が一方的に、会員へ情報を発信するだけなら、それは有料メルマガと変わらないオンラインサロンです。

インターネットは情報の送信コストを徹底的に抑えて、そのほとんどを無料で流通させることに成功しました。そのような時代にも、価値観の近い人々が集まるオンラインの場で、情報交換を楽しむライブ感こそ、毎月お金を支払う動機になりうるのです。

サポートのイメージ

コミュニケーションにお金を払う時代の、オンラインサロン主催者のあり方

有料メルマガにないオンラインサロンの特徴を打ち出すには、主催者は「広告塔」「サポート役」にまわる必要があります。

ある特定のジャンルで知名度が高くて実績豊富で引きがある主催者なら、人を集めることに徹するのが得策です。もちろん、その主催者に何かを学びたいと希望するメンバーもいるでしょうし、その希望には応えてもいいでしょう。ただ、メンバー同士が刺激し合い、切磋琢磨して、お互いを高め合える関係になれるのもオンラインサロンの素晴らしい特徴です。

特に知名度や集客力が高くない主催者なら、人々が参加するのに強烈なメリットを感じるコンセプトで人を集めて、あとはメンバー間のコミュニケーションを支える役回りに徹したほうがうまくいきます。

オンラインサロンでは身の回りでは出会えない、価値観や好みが近い人々が集まる場です。全体をグイグイ引っ張るのでなく、ひとりひとりのコミュニケーション環境を整える役に回る「サーバント・リーダーシップ」を実践したほうが、オンラインサロンの主催者としては向いています。

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