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オンラインサロンの主催者が、運営を楽にするための「メンバーを頼る勇気」

法人向けオンラインサロン制作なら

あなたはオンラインサロンを、ひとりだけで運営していますか?

オンラインサロンの仕事を、ひとりで抱え込んでパンクしそうになったことはありませんか?

かといって、他のメンバーに運営を手伝ってもらうのは気が引ける、迷惑ではないか……と不安になる人も多いはずです。

カリスマ的な人気を誇っている主催者なら、ボランティアで手伝ってくれるサポートメンバーも自然と現われるでしょう。

ただ、そうでない限り、オンラインサロンの運営を一部のメンバーにも手伝ってもらうことは難しいのでしょうか。

頼み込むイメージ

メンバーの「得意分野」を見込んで頼み込む

「運営を手伝ってくれるメンバー募集!」と、サロン内に書き込んでも、残念ながら反応が薄く、立候補する人が現われない場合が多いでしょう。

そのように多数人に向けて呼びかけても、各メンバーは「別に自分が名乗り出なくても、他の誰かがやるんじゃないか」と思ってしまい、みずから名乗り出る動機が湧いてこないからです。

たとえば、自分の家の前で人が酔い潰れていたら、なかなか無視できませんが、電車の中の酔っ払いは、乗客の誰も世話しようとしない場合が多いのと同じです。これを心理学用語で「傍観者効果」といいます。

ここは、手伝ってほしいメンバーを主催者が、自分自身で「一本釣り」して頼み込むべきです。

それも、そのメンバーが得意としている技術や能力などを見込んで、「あなたが一番ふさわしいと思う」「他に頼める人がいない」と、褒めながら依頼するのが効果的です。相手は自尊心がくすぐられるので、断りづらくなります。

ただし、無理に無償ボランティアをお願いすべきではありません。ボランティアスタッフの多いオンラインサロンが「やりがい搾取」と批判され、問題視されている時代背景もあります。

たとえ金銭的・報酬的な見返りは出来なくても、何らかの貢献で報いる気持ちと行動を忘れないようにしたいものです。

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小さな頼み事から始めてみる

サポートしてほしいメンバーには、たとえば、何らかの知識や情報を教えてもらったり、3~5分ぐらいで完了する小さな頼み事をお願いしたりするところから始めましょう。

その成果に感謝の気持ちを伝えて、そこから、徐々に本格的な依頼に入っていけば、自然な流れとなりやすいです。

訪問販売の営業マンが、家人に対して、まずは玄関の扉を開けてもらうことに徹して、そこから徐々に営業トークに入っていくのと似ています。心理学で「フット・イン・ザ・ドア」と呼ばれる技術です。

逆に、大きな頼み事をして断らせてから、その後に、本当にお願いしたい小さな頼み事を提示するのも効果的です。

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