前回の記事では、聞き手を飽きさせてしまうNGなトークの仕方についてお伝えしました。
もしあなたが、自分のトークに自信が持てていないのであれば、前回お伝えしている内容を見直してみてください。
今回の記事では、トークが上手い人たちが実際に意識しているテクニックについて、お伝えしていきます。
どんな人でもすぐに生かせる、実践的なテクニックなので、是非皆さんのサロン配信に役立ててみてください。
メンバーを飽きさせない実践的なトーク術
1. 最初の5秒で心をつかむ
トークが上手い人たちは、開始直後の「5秒」で、聞き手を惹きつけるように意識しています。
なぜ、冒頭の5秒なのかと言うと、人間が息継ぎをせずに一息で話せるトーク時間が5秒とされているためです。
実際の場面では、自己紹介の部分に当たりますが、単純に自己紹介しても、聞き手の心をつかむことは難しいでしょう。
意識するポイントとしては、ゆっくりはっきりと話す、声のトーンとボリュームを一回り上げること。
そして一番大切なのは、笑顔でトークを開始することです。
2. 話す順序の型を意識する
あなたが1つのトークテーマで話す時に、ぜひ意識してほしい型があります。
それは、「アンチクライマックス法」と呼ばれるものです。
これは、話の結論を冒頭に持ってくることで、聞き手の興味を掻き立て、話に集中してもらうトーク術です。
結論を述べた後は、その結論の理由、理由の具体的な解説、最後にまた結論という流れを意識して、トークを組み立ててみてください。
3.聞き手を巻き込む
あなたが話すとはいっても、一方的に話しているだけでは、聞き手の興味も薄れ、オンラインサロンに入った意味がないと感じてしまうかもしれません。
そうならないためにも、トークの途中で聞き手に話しかける、問いを投げかけることを意識してみてください。
「皆さんも〇〇な経験ありますよね」「この▲▲ってどういう意味だと思いますか」
このような問いかけがあるだけでも、聞き手は自分が参加しているんだという意識をもち、あなたのトークを聞いてくれるようになるはずです。
更に、これは上級者テクニックですが、トーク力の高い人は「トークの間」も意識しています。
「間」とは、言い換えてしまえば「沈黙」です。
トークが苦手な人の中には、この沈黙に気まずさや不安を感じてしまうかもしれません。
ですが、トークとトークの合間で沈黙があることによって、聞き手は聞いた内容を整理しインプットする時間を作ることができます。
この沈黙も活用していくことで、あなたのトークスキルを、更にもうワンランクアップ高めることも可能です。
配信を重ね、トークに慣れてきたときには、この「間」も活用してみてください。