多くの人たちが参入するようになったオンラインサロン。
手軽に始められる一方で、人前で喋ることに不安を覚える人も大勢います。
「人を惹きつけるトークができるだろうか?」
「自分では上手く喋っているはずなのに、反応が薄い」
組織にいると、トークで笑ってくれていたとしてもお世辞や場の空気・ノリで何となく反応している場合がほとんどで、オンライン上では通じません。
今回はそんなトーク力を鍛えるための方法をお伝えします。
トーク力きたえるためには?
オンラインサロンで情報を発信する場合、良く使われているのは、テキスト形式の字幕やパワーポイントで要点のみを抽出し補足する形です。
この方法は台本があった上でならば効果を発揮しますが、リアルタイムのオンラインサロンでは活用しにくい面を持ちます。
オンラインサロンに来る聞き手は、あなたの話す内容に興味があって来ています。
聞き手が配信者とより距離が近くなるライブ配信に訪れる理由は、そこにあります。
しかし聞き手は、仕事のように付き合いで聞いているわけではないので、あなたにトーク力が無ければ、心を惹きけられません。
トーク力の鍛え方
トーク力を鍛えるには、自分で考えてトークを工夫する前に、まず見本を見つけることから始まります。
トーク力は、変えようと思ってもすぐに変えられるものではありません。
これまで育ってきた環境で構築されたトーク力は、常に意識しないと矯正が難しいです。
そう聞くと難しく感じてしまいますが、トーク力を鍛えるための方法が身近にあります。
参考はテレビの中に
トーク力を鍛えるために、YouTubeを見たりオンラインサインに参加して主催者のトークを参考にしたりするのも良いですが、もっと費用対効果の高い方法があります。
それが、テレビを見ることです。
テレビは、数十年以上、第一線でお茶の間に情報やエンタメを届け続けてきたプロが集まる場所です。
しかもテレビさえあれば無料でいくらでも見られます。
参考にしない手はありません。
参考1.芸人
芸人は喋りのプロです。
どこでどんな発言をしたらどういう反応が得られるかを、常に考えています。
バラエティ番組などで彼らが何気なく発言している言葉も、何時間も収録した後の編集で選ばれた至言なのです。
これらを身につけない理由はありません。
最初は真似をするところからでもいいでしょう。
彼らが何故、そのタイミングでそんな発言をしたのかを冷静に分析することで、トーク力の地力を高められます。
参考2.アナウンサー
芸人が喋りのプロだとすれば、アナウンサーは実況のプロです。
オンラインサロンをする上で大切なことのひとつに、「相手へ伝わるように説明すること」があります。
競馬やスポーツでは必ずアナウンサーが実況しています。
普段何気なく聞いているアナウンサーの言葉ですが、短い言葉で聞き手が理解しやすいようにわかりやすく構成されているのがわかります。
また、日常生活でアナウンサーの実況を真似して風景などを描写することで、自分を客観的に見られるようにもなります。
オンラインサロンを行う上で必要な構成力も同時に身につけられますので、是非参考にしてみてください。