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鴨頭嘉人オンラインサロン「鴨Tube研究所」には、どんな人が入るべき?

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日本マクドナルドから独立して、「YouTube講演家」として活動をしている鴨頭嘉人さんのことをご存知でしょうか。

自己啓発などを中心にした内容で、歯切れのいい講演の動画が多数アップロードされているYouTubeチャンネルの登録者数は、すでに98万人を超え(2020年1月現在)ています。

YouTube本部から「金の盾」が贈られて表彰される「100万登録」まで、あと一歩のところまで迫っている人気講師です。

その鴨頭嘉人さんは、独自のオンラインサロンである「鴨Tube研究所」を開設しています。そもそも、どのような人に向けたサロンなのでしょうか。もし、オンラインサロンの主催をしているなら、「鴨Tube研究所」を参考にすべき部分はあるのでしょうか。

否定しないイメージ

メンバーをお互いに「否定しない」雰囲気

鴨頭嘉人さんの主催する「鴨Tube研究所」は、講演やセミナーに限らず、何かにチャレンジしている人を「全肯定」する場とされています。

何かを自慢したい人は、自分の手柄について投稿すれば、みんなで承認してもらえますし、チャレンジが上手くいかなかった場合も、恥ずかしがらずに投稿すれば、みんなが励ましたり、アドバイスをくれたりする独特の雰囲気があります。

ほぼ唯一の明確なルールは「メンバーを否定すること」かもしれません。

特に日本人は、コミュニケーションの基本に「謙遜」がありますので、良くも悪くも「自己否定」が子どもの頃から染みついています。

しかし、日本人の心の根底にある自己否定が、この現代社会に閉塞感や停滞感を生じさせてしまっているのかもしれません。

日本人の美徳を失わない程度に、自分も相手も「全肯定する」雰囲気や態度が、閉塞感を打ち破る鍵になりえます。全肯定が基礎にあるからこそ、日常を飛び出して新たなことにチャレンジできるのでしょう。

頼り、頼られるイメージ

コンセプトは「依存先」

そのように、自分が否定されないことが保証されている場で、心身を委ねて「依存」できるからこそ、人は自立できる……とのコンセプトが明確になった上で運営されているのが、オンラインサロン「鴨Tube研究所」です。

「全肯定」の雰囲気を、新興宗教っぽいと怪しむ人もいるかもしれません。鴨頭さん自身は経営者団体である倫理法人会と関わりが深いようですが、「宗教法人ではないだけで、宗教っぽいのは認める」とも、動画内で明言しています。

しかし、無宗教の人が増えている日本で、家族の中でも居場所を失い、依存先がないために漠然とした将来不安を抱えている人が増えています。

全肯定までは行かなくとも、メンバーが安心して所属できる依存先として、主催者が 自分のオンラインサロンを デザインしなおすのは意義のあることです。

もちろん、雰囲気の合う合わないがあります。鴨頭嘉人YouTubeチャンネルの動画を何本か観て、好意的な感情が湧いてきたら、オンラインサロンの雰囲気に溶け込める可能性が高いです。

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