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ライブ配信で喜ばれるイベント・敬遠されがちなイベント

法人向けオンラインサロン制作なら

オンラインサロンの運営形式をサブスクリプション型とした際、最もユーザーにバリュー(価値)を感じさせやすいコンテンツの一つにライブ動画配信があるでしょう。

主宰者と直接コミュニケーションを取ることができるライブ動画配信が定期的にあれば、サロン全体の雰囲気も引き締まりますし、安心感にも繋がります。

今回は、そんな価値あるライブ動画配信をより一層人気の出る配信にするためのコツをお伝えしたいと思います。

ライブ配信のテーマは大きく2つ

ライブ動画配信のコンテンツ内容は、大きく分けて2種類の物に分別できます。

1:サロンのメインテーマ、サブテーマに直接関わるコンテンツ。

サロンのメインテーマ内容を主宰者や、招かれたゲストを加えた対談方式で直接説明していくライブコンテンツです。

例えば車がテーマのサロンであれば、ガレージから車を見せつつ、説明をするライブになるでしょう。

特定の場所がテーマのサロンの場合、ライブでその場所から中継をするなどもこれに含まれます。

2:サロン主宰者もしくは中心に近い人物と、サロン会員がコミュニケーションを取る為のライブ配信

あらかじめテーマを決めて質問等を募り、その場で読み上げて直接チャット形式で答える。

また、サロン会員の成果をインタビュー形式で会話しながら紹介し、それへの感想にも反応を返して行く等、ユーザーとのコミュニケーション中心のライブ配信です。

ライブ配信人気の秘訣は『その時、その場』

配信側は、パターン1:の形式の方が内容は濃くなるし、喜ばれる物だと思ってしまいがちです。しかし、実際に人気があるライブ配信の形式は圧倒的にパターン2:の方なのです!

パターン2:のライブ配信のアーカイブを後から改めて視聴してみると、

「何だか、全然中身があるようにも思えない、雑談ばかりだし、途中で話題が途切れたり変わったりでとても落ち着いて観ていられないし…どうしてこんなのが人気なんだ?」

と、お感じになると思います。

確かにアーカイブ視聴すればそうなってしまうのですが、まさにその『雑談っぽさ』こそが、ライブ配信にサロン会員が求めている要素そのものなのです。

サロン会員にとって、サロン主宰者は自分が究めたいテーマを自由に追求できる場を用意してくれた優れた人物。信頼のおける情報源ともみられています。

その人物が、自分が起こしたアクション(チャットでの質問など)にその時、その場で応じてくれる。受け手の立場で想像すれば、その価値の大きさは想像するに難くないものではないでしょうか。

ライブ配信でしか与えることのできない価値であり、サロン全体の満足度・安心感の底上げにもなるパターン2:のコンテンツ。すべての配信でなくてもよいですが、可能な限りこうした要素を取り入れた配信を行いましょう。

「濃い」動画はライブでなく編集モノで

では、なぜ内容がより「濃い」はずの、パターン1:の人気が、あまり無いのでしょうか。その理由もご説明したいと思います。

ライブ動画配信の場合、どれだけ機材に費用をかけても、編集し字幕などもつけた動画と比較すれば「伝わり易さ」に差が出るのは当然。

ましてや、普段の配信場所ではない屋外からや、リモートでゲストと複数の場所を繋げての対談・インタビューとなると更に通信トラブルがつきものです。

人は、「濃い」内容つまり自分が取りたいと思っている情報であればあるほど、クリアな伝わり易さを求めてしまうもの。

雑談的なコミュニケーション動画では気にならなかった音声や画面の些細な乱れに、イライラし低評価を感じる視聴者は思いのほか多いのです。

このような理由から、内容に価値がある動画であれば、無理にライブ配信せず見やすく編集したものの方が喜ばれ、双方の得になるというわけなのです。

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