参加しているメンバーの人数が増えれば増えるほど、オンラインサロンから得られる収益が安定するため、主催者は楽になっていくと思われがちです。
しかし、メンバーが増えるほど運営に苦しまされ、人知れず悩んでいる主催者もじつは多いようです。
メンバーが増えれば、交流も増えるため、トラブルや衝突、ケンカやクレームなども発生しやすくなります。その処理に主催者が追われると、時間も取られますしストレスも溜まります。その処理がまずいと、退会者が減るおそれがあるのです。
それ以外でも、多くのメンバーを満足させるイベントを企画して開催したり、動画などで役立つコンテンツを定期的に制作して投稿したり、入会や退会時の決済管理をしたりと、細かい事務作業が目白押しです。
よって、オンラインサロンの運営に挫折して、閉鎖に追い込まれる人もいます。
では、残念な結末とならないようにオンラインサロンを維持し続けるため、どのような点に気をつければいいのでしょうか。
地味な作業も毎日のスケジュールに入れる
オンラインサロンで日々必要となるメンテナンス作業、事務処理などは、忘れないように習慣化するため、スケジュール帳に入れておくことがお薦めです。
まずは、日々のメンテナンスに必要な事務や作業に、それぞれどのぐらいの所要時間がかかるか、平均を計測し、それを分単位でスケジュールに書き込むのです。
それぞれの作業が、自分の思い込みよりもずっと短い時間で完了していることを体感できるはずです。よって、想定よりも多くの作業を、漏れなく一定時間内に終わらせ、効率化できるようになります。
最短記録を更新した日には、自分で自分にご褒美をあげるのもいいでしょう。ただし、拙速になって作業の品質が下がらないように配慮しなければなりません。
タスク仕事に適性のある誰かに任せる
オンラインサロンの維持管理を進めるためには、適切なルールやマニュアルを作成し、メンバーに徹底して守ってもらうことでも主催者の負担は軽くなります。
しかし、それでもメンテナンスを大変だと感じる主催者はいるでしょう。
事務作業が苦手な人には信じられないかもしれませんが、世の中には事務作業が得意で、早く的確に進められると快感を覚えるほどの人もいます。
オンラインサロンの収入が安定し始めたら、そういった事務処理の専門家に委託するのも有効な方法です。
あなたが苦手な仕事を代行してもらうのですから、報酬の額などの待遇を決してケチらないようにしましょう。