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オンラインサロンの作り方、完成品を作ろうとしないことが大切

法人向けオンラインサロン制作なら

オンラインサロンを立ち上げるときには、最初から数百人のメンバーを集められて、最初から場の熱量を高めて盛り上げられる自信のある主催者は、何もなしにオンラインサロンを立ち上げても成功するかもしれません。メンバーが自由に情報や写真、動画などのコンテンツをサロン上に投稿してくれるからです。

しかし、そうでなければ、主催者は自分なりのコンテンツをつくって、限定で公開するなどして、参加メンバーへの最初のメリットを与えようとするはずです。

では、コンテンツが完成していなければ、オンラインサロンを公開してはいけないのでしょうか。

未完成のイメージ

オンラインサロンは「永遠の未完成品」

確かに、オンラインサロン内に何もなければ、最初のうち、メンバー間の交流は低調に終わることもありえます。まだ、メンバー同士の信頼関係ができあがらないうちは、投稿も入りにくいでしょう。

なので、オンラインサロンを公表する前に、たくさんの動画コンテンツなどを用意し、掲載しておく主催者も多いのです。いい物を限定公開していれば、そのコンテンツをきっかけに、メンバー間の会話が交わされることも多いです。共通のものを話題にすることで、メンバー同士の心理的距離も近づいていきます。

確かに、主催者オリジナルのコンテンツをメンバー限定で公表することは、そのオンラインサロンのコンセプトや世界観を示すのに有効です。

しかし、コンテンツの制作に凝りすぎるあまり、いつまで経ってもメンバー募集の段階に入れなければ本末転倒です。

よって、オンラインサロンは「みんなで創り上げていく永遠の未完成品」だと開きなおって、たとえ自分では中途半端だと感じていても、早めに公開する勇気が重要となります。

SNSのイメージ

Facebookを見習おう

たとえば、FacebookというSNSは、「永遠のベータ版(試行品)」と位置づけて、利用者の声を聞きながら、バージョンアップを頻繁に繰り返しています。

特に欧米諸国では、「まず、やってみる」「まずかったら修正する」というカルチャーが根付いているので、中途半端だと分かっていても、まずはローンチ(立ち上げ)をすることを優先するのです。

しかし、日本人には完璧主義の人が少なくなく、失敗のないように徹底的に準備をしようとして、いつまで経っても始められないという例が起きがちです。

オンラインサロンが、最初からやけに完成しているような印象を与えると、メンバーが関われる余地がなくなり、参加へのモチベーションが下がる例もあります。

逆に、未完成のコンテンツがあると、「手伝いましょうか?」とメンバーが名乗りを上げるきっかけにもなりますし、「手伝ってくれる人募集!」と主催者が投稿することで、初期のコミュニケーションを切り出すこともできるのです。

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