スマートフォンが高性能になり、インターネット用の通信電波も高速化されることによって、動画配信がどんどん手軽にできるようになっています。
お決まりのポーズやフレーズを考えたり、印象的な服装やアクセサリーなどで、自己ブランディングに余念がない配信者も増えています。
カメラのレンズや照明にこだわったりする人も少なくありません。
しかし、映像の見た目にこだわっても、「音声」にこだわる人はそこまで多くありません。しかし、動画から聞こえてくる音の品質が悪いと、それだけで視聴をやめてしまう人もいるほどです。
つまり、音声も、動画の人気や支持率を決定づける重要な一要素だといえます。
この記事では、動画に収録される音声の品質をつかさどる「マイク」についてお伝えします。
動画の画質にこだわるなら、外付けマイクも必須
カメラのレンズにこだわる人の中には、デジタル一眼カメラの録画機能を使って、Web用の動画を制作する人もいます。
しかし、デジタル一眼は画質は最高品質かもしれませんが、内蔵されているマイクの品質がそれに追いついていないことが多いのです。
その場合は、別売りの外付けマイクを装着して、動画の音声の品質を引き上げるのが一般的です。外付けマイクは、カメラの内蔵マイクと比べて、収録される音声が明瞭になり、ノイズが気にならないほど小さくなります。
また、Webカメラにもマイクが内蔵されていることが多いですが、やはり外付けマイクも併用したほうが、音声の質は向上します。
ひとりしゃべりの動画配信をする場合の外付けマイクは、特定の方向から届いてくる音を集中的に拾う機能が備わっている、いわゆる「指向性マイク」を使うのがいいでしょう。
また、屋外での動画収録をする場合には、自然の風が吹き込んでくる音が入らないようにする風防(ウインドシールド)を、マイクに被せて使うようにしましょう。
ライブ配信で気をつけるべきは、ネットの通信速度
その一方、スマートフォンに内蔵されているマイクは、離れた位置の声も拾うハンズフリー通話を実現させなければならないこともあり、意外と高性能です。
ただし、スマホでライブ配信をするときには、音声の品質を守るため、インターネットの通信速度が下がりすぎないように気をつけましょう。
フリーWi-Fiや、キャリアのデータ通信回線は、一時的に混み合って通信速度が低下し、動画の音が割れたり、ノイズが入ったりするおそれがあります。できるだけ、ご自分で契約した専用のWi-Fi回線を使って、音声の品質が安定した動画配信を実現させたいものです。
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