オンラインサロンの主催者の中には、新しいメンバーを増やしていくのに難しさを感じている人も少なくありません。
新規メンバーの集客が難しいのは、次の3つの壁があるのが原因だといえるでしょう。
- オンラインサロンの存在自体が知られていない
- オンラインサロンの魅力を感じられていない
- オンラインサロンの会費が割高だと思われている
裏を返せば、新規メンバーの加入数を増やすためには、まずはオンラインサロンの認知を広げ、サロンの存在を認知した人の中で、会費を払ってもいいほど魅力的と思える人の割合を増やすことが重要です。
第一印象をクリアしたら、次は「話す内容」に関心が行く
魅力的だと思ってもらうためには、まず「怪しい」というネガティブな感情を拭い去り、信頼を得るようにしなければなりません。効率的にオンラインサロンの信頼感を伝えるために、最も使えるツールが「動画」です。
まず、主催者が顔を出して話しているだけでも、怪しいイメージは拭い去られやすいです。何か心にやましいことがあれば、顔出しで動画を公開することは普通、できないからです。
「メラビアンの法則」によって、第一印象では、見た目や声の与える効果が大きいことがわかっています。
服装や目線、ゆっくりハッキリとした声質を心がけるだけでも、信頼感に向けての第一関門は突破できます。
その後に重要になるのが、「何を話すか」、つまりシナリオ(台本)です。
台本は、読み上げるよりも、暗記して話せるに超したことはありません。台本を読むと目線が動いて、カメラから離れやすくなるので、視聴者に与える印象にも影響を及ぼすからです。
しかし、シナリオの暗唱を負担に感じて、それで動画を撮れなくなるぐらいなら、台本を読み上げてもいいでしょう。
その場合は、台本をカメラ位置のすぐ後ろに立てるなど、目線ができるだけ動かないようにする工夫が重要となります。
「ポイント先出し」でわかりやすく
わかりやすく魅力的なシナリオの作り方は、説明し始めればキリがありませんが、最も重要なのは、「何を伝える動画なのかを、最初に伝えておく」ことです。
そのために使いやすいのは「ポイント(要点)の先出し」です。本であれば、目次を最初に載せていますが、動画の場合にも、コンパクトな目次のような要点を、はじめに伝えることがわかりやすさの鍵になります。
たとえば「この動画で伝えたいことは、3つです」と、テーマを伝える短いフレーズを並べて、視聴者に動画の全体像を伝えると、心の準備ができるので、より伝わりやすくなるのです。
心理学的に、先出しするテーマは「3」「5」「7」といった奇数の個数のほうが、より印象に残りやすいとされます。
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