オンラインサロンの新規メンバーを集めるにあたって、FacebookやYouTubeなどのプラットフォーム上で、サロン主催者が生配信(ライブ配信)を行うことができれば、かなり有利となります。
なぜなら、文字や写真による情報発信よりも、動画による発信のほうが、人々のコミュニケーションにとって自然な受け止められやすいからです。
私たちの日常会話に最も近いのは、声や身振り手振りや表情などもまるごと交えた動画による発信であることは間違いありません。
さらに、ライブ配信の動画であれば、参加者によるリアクションに即座に答えることができるため、さらなるリアクションを呼び込んだり、話が思わぬ方向へ進んだりするなど、ラジオ番組の生放送のような面白さがあります。
参加者によるリアクションの中で最も重要なのがコメントです。
ライブ配信の成功者は、コメントをうまく番組内で活用していることが大半です。それによって、人々が参加して、ライブ配信全体に影響を与えている実感を得られるからです。
できるだけその場でコメント返しする
ライブ配信を始めたばかりの頃であれば、すべてを拾えないほど、大量のコメントが届くことはないはずです。できるだけ見落とさず、できるだけライブ配信中に触れるようにしましょう。
ライブ配信中に触れられなかったコメントには、後で個別に文字による返信をすることもできます。YouTubeライブのコメントに文字返信をすることは難しいようですが、Facebookライブのコメントであれば、簡単にできます。
参加者に対する配信者のリアクションが丁寧になされ、それが繰り返されることで、ライブ配信者としての信頼も徐々に高まり、ひいては配信者が運営するオンラインサロンの信頼性や知名度も高まっていくのです。
内輪ウケにならないように気をつける
ライブ配信の回数を重ねていくうちに、その配信を楽しみに待っていて、何度も参加してくれる「常連」のコメントが繰り返し付くようになるでしょう。
オンラインサロンの常連が、ライブ配信の常連になってくれることもあるはずです。
ただ、おなじみの間柄だからといって、その人ばかりに重点的にライブ配信で絡んだりすれば、他の参加者は白けてしまいます。
また、その間柄でしか通用しない人や物、言葉の表現を多用したりして、内輪ウケに陥ったりしてはなりません。
どちらも、新規の参加者を呼び寄せるという目的から逆行する「馴れ合い」だといえます。
サロンメンバーを増やすという、ライブ配信の重要な目的を忘れると、ライブ配信が「公共の場所」だという当たり前の事実も頭から抜け落ちやすくになります。
くれぐれも気をつけたいものです。