オンラインサロン開設の企画をしている際、どの主宰者さんも必ず迷うのが月会費の設定です。
リアルの店舗のようにはっきりと固定費を算出しづらいため、合理的な月会費決定の材料となるデータを集めづらいのもその原因の一つではないでしょうか。
今回は、そんな悩ましい月会費の決め方について、最も基本的な部分を押さえていきたいと思います。
ジャンルを超えた情報収集が基本
オンラインサロンを創設しようとする方は勿論皆さん自分のやりたいジャンルがはっきりしていることと思います。そして、そのジャンルで先に運営を開始した先輩サロンを参考にするため、一時的に会員になったり体験者のブログを読んだりして情報を集める方が多いです。
それは内容を充実させる為には非常に良いことなのですが、月会費の決定の参考にするには難しいやり方です。
なぜなら同ジャンルのサロンしか視野に無いと、そこで目立っているサロンの”価格”にばかり気を取られて、「なぜこの価格設定でユーザーが納得しているのか」「どこに魅力を感じて月会費を支払っているのか」が見えにくくなってしまうからです。
更に、ジャンルを絞って価格をチェックしていると、当然のことながらその価格にはかなりの幅が出てきてしまうので、自分のサロンにはどの価格帯がふさわしいのか?かえって迷う原因になりかねません。
以上の理由から、オンラインサロンの月会費の参考にする為には、まずジャンルの枠を超えて自分がターゲットにしたい年齢層、性別の割合を持つサロンを探したり、動画配信やメールマガジン発行などコンテンツサービスが似通ったものをいくつか集め、価格帯を比較すると良い結果が得られます。
憧れサロンを冷静に分析するのも大切
その次に、是非やって頂きたいのが自分があこがれているオンラインサロンのコンテンツ内容と価格の分析です。
先に挙げたような自分のオンラインサロンと同レベルのサロンをしっかりと分析した後で、改めて憧れサロンの内容と価格を見ると、なぜその価格になっているのか?どの部分にユーザーはお金を払っているのか?という視点で冷静に分析することができるようになっており、自分の価格設定の際の良い参考となることは間違いありません。