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オンラインサロンを長く運営するには「欲しがらない」姿勢が大事

法人向けオンラインサロン制作なら

あなたは、どんな目的でオンラインサロンを運営していますか? あるいは、どんなものを得ようとして、これから運営しようとしていますか?

オンラインサロンを運営すれば、リアルでは出会えなかった人脈を得られます。

あなたのことを応援し、支持してくれる人に囲まれて、自己肯定感や充実感を得られます。メンバーが増えれば増えるほど、毎月の安定収入も得られます。

しかし、これらの運営者のメリットは、いったん脇に置いてください。
オンラインサロンの運営者は、まず「欲しがらない姿勢」が大切なのです。

オンラインサロンの作り方と構築

「欲しがる姿勢」が見えると、人は離れていく

ペンシルバニア大学教授のアダム・グラント氏が書いた、『GIVE & TAKE「与える人」こそ成功する時代』という本を読んだことはあるでしょうか。

この本によれば、人は他人と接する態度によって3種類に分かれるといいます。

GIVER(ギバー) とにかく他人に与えようとする人
TAKER(テイカー) とにかく隙あらば他人から奪おうとしている人
MATCHER(マッチャー) 与える量と受け取る量のバランスを考えている人

テイカーとマッチャーは、そこそこの成功を収めることが多いですが、その人柄によっては「ケチ」と思われて嫌われる人もいます。他人に対して、疑心暗鬼な態度を取ることが多く、会話を交わしていても雰囲気がよくないのです。

面白いのは、ギバーです。貧困層や起業しても稼げない人には思いのほか、ギバーが多いです。自分が持っているリソースよりも、多くを与えようとするので、破綻してしまいやすいのです。

その一方で、ぶっちぎりの富裕層にもギバーが多いのです。誰に会っても、まず与えようとするので、人から好かれます。なので、さらなる富が舞い込んでくるのです。

オンラインサロンの作り方と構築

与えるべきギバーを見極めて、気前よく

経済的な成功という意味でいわば対極にいる、底辺ギバーと、富裕層ギバーの違いは、与えるべきリソースが限られているとき、「与えるべき相手」を見極める目が鋭いのだといわれています。ただし、与えると決めたら徹底的に与えます。つまり、自分と同じギバーを見極めて与えれば、さらに何倍にもなって返ってくるのです。

ただし、ギバーの見極めは難しいです。人のよさそうな雰囲気を出しているテイカーは、世の中にいくらでもいるからです。普段の姿勢や言動から、誰かに何かを要求している頻度が少なく、感謝の言葉が多い人は、ギバーの可能性が高いです。

もっとも、有料のオンラインサロンを運営している以上、メンバーに対して純粋なギバーにはなれないのですが、「月会費を遙かに上回る価値のあるものをたくさん提供しよう」という姿勢と気持ちが大事なのです。

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